オーライとオーケーの意味の違い!使い分けを例文で解説

今回は、誰でも知っている単語「オーケイ」と「オーライ」、それぞれの意味と違いについてご紹介いたします。   半ばカタカナ英語として日本語になっていることもあり、この2つの言葉は日常的にも用いることが多いですよね […]

今回は、誰でも知っている単語「オーケイ」と「オーライ」、それぞれの意味と違いについてご紹介いたします。

 

半ばカタカナ英語として日本語になっていることもあり、この2つの言葉は日常的にも用いることが多いですよね。

ですが、その微妙な違いはといいますと…?

 

わかっているようでややこしい「OK」と「alright」の使い方を確認していきましょう。

記事は下に続きます。

オーライの意味

オーライは、「all right」または「alright」と書きます。

どちらが正しいのか、と思ったことはありませんか?

 

どちらが正しいのかということになると、「all right」の方が正しい書き方になり、「alright」はカジュアルな書き方です。

「alright」は、メールやテキストメッセージなど、カジュアルなシーンで書くことは問題ありませんが、正式な文を書く時には「all right」を使いましょう。

 

「all right」の意味はまず【問題ない、申し分ない、大丈夫】です。

I’m thinking of going to a Japan restaurant. Is that all right with you? 日本料理のレストランに行こうと思ってるけどそれでいい?

 

また

「allright」は、どういたしましてという感謝や謝罪の時の返事として使います。

 

ゆーだい

I’m sorry I’m late.

遅れてごめんね。

たか

That’s all right.

いいよ

 

そして「all right 」には、悪くないという意味もあります。

また、普通・微妙という意味でも使います。

 

ゆーだい

How was your school today?

学校どうだった?

ゆみ

It was all right.

まあまあだった

 

更に、「all right 」は「いいですか?」という意味もあります。

 

たか

I’m going to go home now.All right?

家に帰るけど、いい?

 

このように、多種多様な意味合いがありますが、一般的なカタカナ英語として日本で用いられているオーライは「問題ない・大丈夫」の意味で用いられていますね。

オーライの使い方を例文解説

では「オーライ(all right)」の使い方を例文で見てみましょう。

 

ゆーだい

I’m sorry I’m late.The traffic was terrible.

ごめん遅れて、交通渋滞が酷くて

ゆみ

That’s all right.

大丈夫だよ。

 

ゆーだい

Are you all right? You look pale.

顔色が悪いけど大丈夫?

ゆみ

Yeah, I’m all right.

大丈夫

 

ゆーだい

Why don’t we eat out tonight. I don’t feel like cooking.

今日は外食にしない?料理する気分じゃない

ゆみ

All right. How about sushi?

いいよ。寿司はどう?

 

ゆーだい

How was your presentation?

プレゼンどうだった?

ゆみ

All right.

まあまあかな

 

このように、様々なシチュエーションで用いることができるのです。

オーケー(OK)の意味

OKとall rightの違い

「OK」の意味にも様々なニュアンスがあり、「all right 」とよく似ている表現です。

大まかに言えば、「いいよ、了解」という意味がります。

 

悪くないけれど、よくもないという意味合いで、日本語でいうところの「まあまあ」になるのが OKです。

例えば、料理を作ってくれた人が、

 

ゆーだい

How do you like it?

どう?

 

と聞かれた時に OK と言うと「悪くない」ということになるので、まったく褒めていないことになります。

また、大丈夫という意味で使われるOKは、注意が必要です。

 

ゆーだい

Would you like a refill of wine?

ワインのおかわりはいかがですか?

ゆみ

It’s OK, thanks.

大丈夫です。

 

この場合は、結構です、と断っていることになります。

 

ゆーだい

Would you like a refill of wine?

ワインのおかわりはいかがですか?

ゆみ

It’s OK with that.

お願いします。ありがとう

 

この場合は「お願いします」です。

 

ややこしいですね。

お願いしますという時はwith を使うと伝わりやすくなります。

 

また、結構です、と断る時は、I’m good,という表現もよく使われるので覚えておくといいでしょう。

オーケーの使い方を例文解説

では、「オーケー(=OK)」の使い方を例文で見てみましょう。

 

ゆーだい

Are you Ok?

大丈夫?

ゆみ

Yeah, I’m OK.

大丈夫

 

たか

Is that OK if I go home early?

早く帰宅しても大丈夫かな?

りか

I’m OK with that.

大丈夫だよ

 

コウ

Would you like a plastic bag?

レジ袋入りますか?

エリー

It’s OK.

結構です。

 

このように用います。

オーライとオーケーの違い

「オーライ=all right」「オーケー=OK」は、とても似ています。

共通しているのはどちらも、了解・大丈夫・まあまあというニュアンスです。

 

  • Are you all right?
  • Are you OK?

 

で比べても意味はほぼ同じで、all right の方がやや丁寧という印象です。

まとめ

「all right」「OK」についてまとめてみました。

どちらも頻繁に会話に出てくる表現ですが、基本の意味、了解、大丈夫、そしてまあまあ、というニュアンスがあるということを覚えておくといいでしょう。

 

あとは、結構です、と断る時と、お願いしますという時の使い分けを身につけていきましょう。

使いながらその場面で慣れていくことが早く身につけるポイントです。