今回は、一般的な女性の敬称である3つの英語(Ms/Miss/Mrs)についてご紹介いたします。 初めて会う方に挨拶をする時、手紙やメールを送る時、ふと、ms・miss・mrsのどれか迷ってしまうことはありませんか? &n […]

今回は、一般的な女性の敬称である3つの英語(Ms/Miss/Mrs)についてご紹介いたします。

初めて会う方に挨拶をする時、手紙やメールを送る時、ふと、ms・miss・mrsのどれか迷ってしまうことはありませんか?

 

間違った使い方をしてしまうと失礼にあたることもあるので、しっかりと確認していきましょう。

記事は下に続きます。

ms・miss・mrsの使い分け

女性に対して使われる敬称としてMs , Miss. Mrs の3つがあります。

発音が似ていたり、スペルが似ていることから間違えやすいかもしれませんが、しっかりと覚えて上手く使い分けていきましょう。

 

まず「Ms.」(ミズ )です。

「Ms.」は、既婚女性、未婚女性どちらにも使える表現です。

 

これは、アメリカで女性運動が活発になった1960年代に、男性の「Mr.」のように、既婚、未婚に関わらずに表現できる敬称が必要とされ作られたものです。

結婚しているかどうかを分けるような表現は別的と感じている人もいますし、初対面だったらわからないこともあります。

 

その意味を考えると、「Ms.」は幅広く無難に使えて失礼にあたらない呼び方です。

 

「Miss」(ミス)は、未婚の女性に対して使います。

〜嬢、的な意味があるので、例えば40代とか50代で未婚の方と分かっていても、その場合は「Miss」は逆に失礼になるので、「Mrs.」を使います。

 

「Mrs.」(ミセス)は 既婚女性に使います。

〜夫人という意味なので、結婚しているかどうかわからないという場合は、「Ms.」を使うと無難です。

 

敬称をつける場合、日本語では苗字にも、名前にもつけて、佐藤さん、恵子さんという形で使いますが、英語の場合敬称は、苗字、またはフルネームに使います。

 

  • Ms. Sato
  • Ms. Yumi Sato

 

一般的に話すときは,Ms.Satoです。

そして、手紙を書くときはフルネームに 敬称をつけます。

シングルマザーはどれを使うの?

シングルマザー、未亡人の場合は、「Ms.」を使います。

このような事例に限らず、大抵の場合、「Ms.」を使った方が無難で、また通常使われている表現になります。

先生を呼ぶ場合は?

日本では先生を呼ぶときは、「先生!」とか「高橋先生!」という感じで言いますが、

英語の場合は「teacher!」「Takahashi  teacher」とは言いません。

 

Smith先生、であれば、

Ms.Smithと、「Ms.」を使います。

 

これも既婚の先生なら、「Mrs.」そして未婚なら「Miss」、わからない場合、ニュートラルな表現として「Ms.」です。

ビジネスにおける呼称はどれ?

ビジネスメールを送る場合、ビジネスのシーンで話す場合は結婚しているしていないに関わらず、

「Ms.」が一般的です。

 

逆に結婚していないからと言って、ビジネスのシーンで「Miss」はあまり使われません。

ms・miss・mrsの使い分けの注意点

「Ms」「Miss」「Mrs.」

の使い分けを簡単にまとめると

 

  1. Ms」は既婚、未婚どちらにも使えるニュートラルな言い方です。
    どちらに使っても失礼にはなりませんし、またビジネスのシーンでも使えます。
    一般的に使える表現として覚えておきましょう。
  2. 「Miss」は未婚女性に使います。
    お嬢ちゃんや娘さん的な意味です。
  3. そして「Mrs.」は既婚女性に使います。
    〜夫人、奥さんと言う意味です。

まとめ

「Ms」「Miss」「Mrs.」の違いについてまとめてみました。

意外と使うシーンがあるものでもありますね。

 

改まったシーンやビジネス、はじめて会う人などに使う敬称なので、失礼のないように使い分けてみましょう。