今回は、英語の文章を書く時に欠かせない【カンマ(,)・コロン(:)・セミコロン(;)】について紹介いたします。 英語学習のひとつとして、また、ビジネスのシーンでメールを送ったりする、というかたにとって、英語 […]
今回は、英語の文章を書く時に欠かせない【カンマ(,)・コロン(:)・セミコロン(;)】について紹介いたします。
英語学習のひとつとして、また、ビジネスのシーンでメールを送ったりする、というかたにとって、英語を書くというのは日常的なことかもしれません。
ですが、句読点について意外とあやふやになっていたりするものです。
日本語の句読点は、「、」読点と、「。」句点の2つだけなので簡単ですが、英語にはそれ以上のものがあり、そしてもちろんそれぞれに使い方があります。
- カンマ(,)
- コロン(:)
- セミコロン(;)
知っているようで知らないこれら記号の正しい意味や使用方法を解説します。
Contents
英語のカンマ(,)の意味
カンマには、日本語の句読点「、」のように文章を作るときの区切りとして使うということ以外にも様々な使い方があるので、使い方に迷ってしまうこともあるややこしいものでもあります。
カンマの主な使い方は、
- 3つ以上の並列、列挙に使う
- 文節の区切りに使う
- 副詞や副詞句の後に使う
- 導入節が来るときに使う
- 命令文の後に続けて、そうすれば、、ときに使う
- 言い換え、説明に使う
です。
ではどのように使うのか、使い方をまとめてみます。
カンマ(,)の詳しい使い方
カンマ(,)の詳しい使い方を見ていきます。
まずは、andの意味からです!
3つ以上の並列、列挙に使う
例えば、バナナと、りんごと、イチゴと、などと、英語を「and」で羅列するとき、
「bananas, apples and strawberries」のようにカンマを使って羅列していって最後に「and」か「or」を使います。
![ゆーだい](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/08/79.jpg)
I like yakinik, sushi, tempura and ramen.
「私は焼肉、寿司、天ぷら、そしてラーメンが好きです。」
![ゆみ](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/03/6dd2b8f0c4820ee8ddb3e514a7ba5768.png)
I want to go to England, France or Spain.
「私はイギリス、フランス、またはスペインに行きたい。」
文節の区切りに使う
接続詞を使って文と文を繋げるときにもカンマを使います。
![たか](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/03/fc6fa82d88a9801f2924fb3eeaa366a3.png)
I went to her house, but she wan’t there.
「私は彼女の家に行ったが彼女はいなかった。」
![りか](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/03/79abecb9384f2ee46b7c772dd21d35c6.png)
He missed the train, but he could make it in time.
「彼は電車に乗り遅れたけれど、間に合いました。」
-
副詞や副詞句の後に使う
副詞や副詞句が、文の前に来るときに、カンマを使って区切ります。
![コウ](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/03/f0aefedd502e12519ba665ebed92ba19.png)
I didn’t want to go to the party. However, I had to go there because it’s part of the job.
「そのパーティーには行きたくありませんでしたが、仕事の一環のため行かなければならなかった。」
![エリー](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/05/24c9cb70496267274d18fbb88290f8e4.jpg)
Things went well. Still, she wasn’t not happy.
「物事はうまく行ったのに、それでも彼女は満足しなかった。」
接続副詞には、
- however(しかしながら)
- moreover (さらに)
- besides(その上)
- yet(しかし)
- still(まだ)
- nevertherless(それにもかかわらず)
- otherwise(さもなければ)
- therefore(だから)
などがあります。
-
導入節が来るときに使う
文の前半を区切るという意味で使います。
日本語の句点「、」と同じような意味合いになります。
![ゆーだい](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/08/79.jpg)
If it rains, the baseball game will be cancelled.
「もし雨が降ったら、野球の試合はキャンセルになります。」
![リタ](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/05/ebaed69d788e6755b72bcd5151a59153.jpg)
Having arrived in town, we went to the restaurant.
「町に到着した後、私たちはレストランへ行った。」
命令文の後に続けて、「そうすれば〇〇」を言いたいときに使う
「,」は、仮定法的な意味合いも持っていますね。
![ゆみ](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/03/6dd2b8f0c4820ee8ddb3e514a7ba5768.png)
Hurry up, or wi will miss the train.
急がないと、さもないと電車に乗り遅れるわよ
言い換え、説明に使う
言い換えや細く説明をするときに、カンマで囲う使い方があります。
カッコで囲うような場合ですね。
![たか](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/03/fc6fa82d88a9801f2924fb3eeaa366a3.png)
I live in Tokyo, the capital city of Japan, with my family.
「私は東京、(日本の首都)に家族と住んでいます。」
コロン(:)の意味
コロンは言い直し、説明などを追加するときに使います。
コロンの左右の文はイコールで結べるものになるというのがポイントです。
詳しい使い方
![エリー](https://eikaiwa-start.com/wp-content/uploads/2019/05/24c9cb70496267274d18fbb88290f8e4.jpg)
I like fruits: apples, oranges, strawberries and kiwi!
私はフルーツが好き。りんご、オレンジ、いちごにキウイも!
またコロンを使って箇条書きのような文を書くことができます。
I like to live in Japan because it’s:
- Tasty food
- Culture
- Kind people
「私が日本に住むのが好きな理由を箇条書きにすると、このようになります。」
セミコロン(;)の意味
セミコロンは、文と文を繋げる接続詞のような意味を示す役割があるものです。
セミコロンとピリオドの使い方の違いに迷うところですが、セミコロンはよりつながりの強い文と文の間に入るものと考えるといいでしょう。
また、
- 原因と結果(〜だから〜だった)
- 順接(〜で、〜だ)
- 逆説(〜だけど〜だ)
のような意味を持ちます。
詳しい使い方
セミコロンの3つの使い方について、それぞれ見ていきます。
セミコロン「;」=so
原因と結果(〜だから〜だった)
I have headache now; I’m going back home. 頭が痛い。
だから家に帰ります。
セミコロン「;」=and
順接(〜で、〜だ)
I will go to Tokyo ; I will stay there until Saturday.
私は東京へ行きます。そこに土曜日まで滞在します。
セミコロン「;」=but
逆説(〜だけど〜だ)
I went to her house; he was not there.
彼の家に行ったけれど、彼はいなかった。
略語にも使えるピリオド
ピリオド「.」を略語の後ろにつけます。
略語とは単語の一部が省略されたものです。
例えば、
- United States
⇒U.S. - Doctor
⇒Dr. - February
⇒Feb.
などを略するときに使いますね(^^)
他にも、
- street
⇒St. - Avenue
⇒Ave. - Brothers
⇒Bros.
などです。
意外とたくさん目にしている単語がありますね。
まとめ
今回は、英語のカンマ(,)・コロン(:)・セミコロン(;)の意味や使い方を解説しました。
日本語の意味にはないものもあり、ややこしいと感じるかもしれませんが、適切に使うことによって文章をより分かりやすくすることができますし、何よりライティングのスキルアップにつなげることができます。
英語の勉強方法のひとつとして、書く事は力をつけるのにとても重要なことです。
家で一人でできますし、たとえ短いセンテンスでも、英語を考えることに繋がります。
これから文章を書くときに、句読点の使い方も意識して書いてみてくださいね!
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