英語は喋らないと忘れる?思い出す方法も紹介します

「英語は喋らないと忘れる」 とは、よく聞く話。   しかし、英語はかいがいにいるならまだしも、日本にいる場合に使うかと言えば・・・英語で会話する機会なんて限られてしまいます(汗) 今回は英語を喋らないと忘れるの […]

「英語は喋らないと忘れる」

とは、よく聞く話。

 

しかし、英語はかいがいにいるならまだしも、日本にいる場合に使うかと言えば・・・英語で会話する機会なんて限られてしまいます(汗)

今回は英語を喋らないと忘れるのか否か…その点について掘り下げていくとともに、忘れてしまった英語を思い出すための方法についても解説していきます。

記事は下に続きます。

英語は喋らないと忘れるって本当?

英語はよく喋らないと忘れると言いますが本当なのでしょうか?

 

英語のフレーズで「don’t use it, you lose it」とよく言いますよね?

訳すと「使わなければ、忘れる」という意味です。

 

こんな格言が有るくらいですし、もう分かりますよね(;・∀・)

つまり喋らなければ英語は忘れてしまうのです。

 

車の免許を持っているけど全く運転したことが無い、もしくは長い間運転したことがないというペーパードライバーという人に出会ったことは無いでしょうか。

 

長い間車に乗っていないと感覚を忘れてしまうので、運転の仕方を忘れてしまうのです。

もちろん全くゼロになってしまうという人は少ないですが、微妙なハンドル感を忘れてしまうものです。

 

言語もそれと同様です。

全く話せなくなってしまうわけではありませんが、久しぶりの英語での会話する際に

 

  • 相手の言葉が聞き取りにくくなったり
  • とっさに単語が出てこなかったり

 

といった症状が出てきます。

 

実はこれは第一言語でも同じ!

 

日本人であれば日本語が当てはまりますね。

日本語も喋らなければ忘れてしまうのです(;・∀・)

 

ゆーだい

「日本語を忘れるなんてあり得ない」

 

と思ってしまうかもしれません。

しかし、実際に第二言語を勉強してみるとわかります。

 

これは、日本に住んでいる限りではほぼ起こり得ません。
(※ここで述べているのは言葉が思いつかないではなく忘れることです)

 

ですが、留学して語学を学ぶ事に集中するぐらいの状況になると、母国語を忘れるということが多々あります。

実際僕も少し覚えがあるくらいですね…

 

なぜなら、日本語を使わなくなるから。

もっと言えば日本語で物事を考えなくなります。

 

つまりこれは、頭の中が完全にその国の言葉に切替わっている(英語圏で英語を学んでいるのであれば、脳内が英語になっている)状態に起こり得ます。

 

逆に言えばこの状態は第二言語を学ぶ上では理想的な状態といえます。

日本に住んでいる以上は、このような状態になることはほぼ、というか絶対にあり得ません。

 

換言すれば、だからこそ語学の勉強の為には英語を喋らざるを得ない環境に身を置く留学がベストな方法だといえるのです。

そして、例え海外に留学していても自身をこの状況に置かなければ、語学の習得は難しいといえるでしょう。

 

これは、日本に長く住んでいる外国人にも当然あてはまります。

日本に長く住んでいて、日本語が堪能な外国人の方から、よく

 

「母国語を忘れてしまって、会話の中でとっさに出てこない」

 

といった話を耳にすることもあるかもしれませんね。

忘れた英語を思い出す方法

では、ここで忘れてしまった英語・英会話スキルをどのようにしたら思い出す事ができるのかについてもお伝えします!

 

これに関しては、人それぞれ適した方法、自分なりの方法を持っているかもしれません。

ただ、1つだけ共通して言えることは、先述した忘れてしまう理由に対して解決すれば良いのです。

 

つまり、頭の中を英語脳に戻せば良いのです。

 

では、どのようにして頭を英語脳にすれば良いのでしょうか。

その方法を考える前に1つ重要なことがあります。

 

そもそも、「英語脳に戻す」わけですから、一度も英語脳になっていない人はこれにはあてはまりません。

当然ながら、戻る場所がありません。

 

ですから、ここからはある程度頭の中が英語脳になっていた場合、つまりある程度英会話が可能な場合のお話となります。

まずは英語脳にする為に日々の英語学習を欠かさないようにしましょう。

 

では、ここからは英語を思い出す方法を紹介していきます。

言葉はいくつかの種類に分けられる

忘れた英語を思い出す

1つ目は「言葉はいくつかの種類に分けられる」ということを知っておくことです。

 

どういうことかおわかりでしょうか。

日本語も英語も、単語・フレーズの数は星の数程ありますが、基本的な単語はある程度の数に分けられます。

 

例えば日本語の「新しい」という意味に該当する言葉は、「現代的」「斬新」「新鋭」「進歩的」等があげられます。

つまり、新しいということを表現するだけでもこれだけの語彙があるわけです。

 

これらは微妙なニュアンスの違いがあり、状況によって使い分けられますが、根本の意味は同じです。

当然英語も同じ。

 

例えば、「angry」という意味に該当する他の単語は

 

  • annoyed
  • offended
  • irritated

 

等があります。

そして、これが忘れた英語を思い出す際のキーとなります。

 

例えば「irritated」という単語を忘れたとしても、「angry」を知っていれば誰かに聞く事も、自分で調べることもできます。

 

angry」は最も一般的な単語で中学レベルの単語なので、日本人でも殆どの方が分かる英単語です。

 

実は、これは英単語・フレーズを早く覚える為のコツでもあります。

 

類義語で覚える。

つまり英語を英語で覚えるので英会話の上達が早くなります。

 

日本語は英語よりも語彙が多いといわれています。

多くの語彙を覚えることができる日本人ですから、本来日本人は他の人種よりも言語習得能力を持っているはずなのです。

英会話を使う機会を増やす

忘れた英語を思い出すには英語脳に戻せば良いとお話しました。

そして、その英語脳に戻す最適な方法は、当然英語を使う状況に身を置くこと。

 

つまり英語を使う機会を増やすことです。

 

これは留学せずに日本で英語を勉強する際にも効果的で重要な方法、むしろ必須です。

難しいのはその機会を増やすこと。

 

忙しい社会人であれば時間は限られてくるかもしれません。

しかしながら、昨今のインターメディアが十分に発達した環境はその難易度を下げてくれます。

 

ソーシャルサイトでコミュニティを探すこともできますし、外国人が集まるバー等も簡単に探すことができるでしょう。

もし、外に出歩くのが難しいのであれば、チャットや、YouTube等の動画サイトにコメントを投稿するのも1つの方法です。

 

TwitterYouTubeのコメント欄に投稿された英文はかなり会話に近い表現であることが多いです。

可能ならそこで英語でやり取りするようにしましょう。

 

リアルな会話に近い感覚は忘れた英語を思い出すのに最適です。

1度覚えたら2回目は早い!

もし英語を覚えても直ぐに忘れてしまうと悩んでいる方がいれば、それは取り越し苦労といえるでしょう。

直ぐに忘れてしまうのは貴方だけではありません。

 

殆どの日本人、いや殆どの人間は直ぐに忘れてしまうものです。

一度聞いて覚えるという人間は、ほんのわずかしかいません。

 

むしろ、忘れて当然だと思うぐらいでちょうど良いです。

何故なら、1度覚えて忘れた単語は2回目はより早く覚えることができるという特徴が!

 

1度忘れたら2回目に覚えて、それでも忘れたら3回目に覚えれば良いだけの話。

そして、言語はそのようにして時間をかけて徐々に知識から知恵に、血肉に変わっていくというわけです!

忘れないように英語を使うのがベスト!

ここまで、忘れてしまった時に思い出す方法をご紹介してきましたが、やはりできるだけ忘れないようにするのが1番です。

ではどのようにすれば良いのでしょうか。

 

どのようにして覚えた英語、フレーズをキープすれば良いのでしょうか。

その方法は1つしかありません。

 

それは、忘れないように英語を日常的に使うようにすることです。

 

学生時代のテスト勉強のように、例え英単語を100回書いても使わなければ忘れてしまいます。

それよりも、1度耳にした単語やフレーズを1度実際の会話で使う方が何倍も頭にインプットされるでしょう。

 

つまり、英会話の学習で大事なのは単語やフレーズのインプットと同時に、アウトプットできる場所を探すことも大事であるということです。

まとめ

英語は喋らないと忘れてしまうものです。

これは何も英語や語学だけではありません。

 

人間は新しく身に付けたものは、使わなければ忘れてしまう生き物なのです。

ましてや社会人になってから覚えたものは取り分け忘れやすいです。

 

折角覚えた英語です。

忘れないように、また忘れてしまっても直ぐに思い出せるように、少しでも英語を話す機会を増やすことが大事です。