challengeとtryの意味の違いを解説!使い方も例文で説明!

  皆さんは、”challenge”や”try”の正しい意味や使い方をご存知ですか? 実は間違って使われることの多い、これらの言葉について学習していきましょう! 記事は下に続きます。 Contents1 cha […]

ゆーだい

モテるために、筋肉をつけようと思うんだ。

それで、来週からジムにチャレンジするよ!!

エリー

あら、素敵ね!!頑張って~!!

でも、一つ残念なのは”challenge”「チャレンジ=挑戦する」の言葉の使い方ね。

ゆーだい

どうして!?俺はジムにチャレンジしたいんだ!

I want to challenge  the gym!!これっておかしいの?

エリー

そうね、実は”challenge”の意味は、日本でカタカナで使われている「チャレンジ」と違うのよ。

日本人の多くが誤解しているわ。

今回は、”challenge”や、同じような意味として認識されている”try”の使い方について、正しい知識を付けていきましょうね!

 

皆さんは、”challenge”や”try”の正しい意味や使い方をご存知ですか?

実は間違って使われることの多い、これらの言葉について学習していきましょう!

記事は下に続きます。

challengeとtryの意味の違い

”challenge”や、”try”の意味や違い、日本語と英語の違いについて見ていきます。

 

一見同じように見えるこれらの言葉、どのように使い分ければ良いのでしょうか。

 

challengeの意味

では、まずは”challenge”の意味について学習しましょう。

 

”challenge”の意味

【名詞】

・(競技や決闘などの)申し込み、挑戦、名乗り

・課題、仕事=難しいがやりがいのあるもの

【動詞】

・(人に)挑む、挑戦する

・(人を)挑発する

よく使われる意味としては、以上になります。

 

どうですか?

日本語との違いを感じませんか??

 

日本語だと、「チャレンジする=何か新しいことに挑戦する」という意味で使う場合が多いのですが、

英語では、「大変なこと・課題や問題・人に挑戦する」という意味になるのです。

 

ポイントとしては、以下を抑えましょう。

 

  • 英語の「チャレンジ」は、「頑張る」という意味では使わない
  • 英語の「チャレンジ」は、「大変なこと、課題」という意味
  • 生死を分けるような「挑戦」や、仕事で難しい局面に差し掛かった時に使う

 

ですので、「ジムに挑戦する」や、「Toeicに挑戦する」という表現では”challenge”は使わないのです。

 

では、どのような場面で”challenge”を使うのでしょうか?

次項で例文を見ていきましょう。

challengeの例文

”challenge”を使った例文を見ていきます。

実は、ビジネスシーンや自己啓発の際に役に立つような表現も多くあるので、是非参考にしてみてください。

 

【競争・競い合うという意味の例文】

お互いに競争をする・競い合うという場面で”challenge”を使うことが出来ます。

日常会話として使うことは少ないとは思いますが、ニュースでも見る時がありますよ。

 

He challenged the knight to a duel.

彼は騎士に決闘を申し込んだ。

 

なんだかRPGで出てきそうなセリフですね(笑)

”challenge to a dual”で、「決闘の申し込み」という意味になります。

 

Trump challenged Hillary to be the US president.

トランプはアメリカ大統領になるためにヒラリーに挑んだ。

この様に、明確な相手との競い合いにも”challenge”が使えます。

 

選挙や、スポーツの試合、ゲームなんかで見ることが多いですね。

 

 

【課題という意味の例文】

続いて、「大変なこと・課題」といった意味で”challenge”を使った例文を紹介します。

 

The first challenge is to pinpoint the problem.
最初の課題は、問題を特定することだ。

 

ビジネスでよく使われていそうな表現ですね。

名詞として「課題」という意味で”challenge”を使用しています。

 

The biggest challenge I’ve ever faced was competing on the swimming team in college.

私が今までに直面した中で一番の課題は、大学時代の水泳チームでの競争でした。

 

これは、日常会話でも使える表現ですね。

”The biggest challenge I’ve ever faced”で、「今までに直面した中で一番の課題」という意味です。

 

I always try to challenge myself.

私は常に自分自身を高めようとしている。

”challenge myself”で、直訳は「自分自身に挑戦する」ですが、これで「自分自身を高める」ということになります。

 

意識高い発言ですね~。

なかなか自分から発言することも難しい・・・言うことが”challenge”になりそう!!

 

さて、ここまで”challenge”について学習してきました。

「頑張る」といった意味で使うことは無いですが、ビジネスなどで応用のきく使い方も見ることが出来ましたね。

 

ここでしっかりと身に着けておきましょう。

tryの意味

では、次に”try”について見ていきます。

 

”try”の意味

【名詞】

  • 試しにやってみること
  • 試み

【動詞】

  • 試す、やってみる、試みる
  • ~しようと努力する

 

 

以上が、一般的に使われる”try”の意味です。

日本語の「チャレンジ」として使われていた言葉、実は”try”が当てはまるのです。

 

例えば、ヨガやスノボなど、「何か新しいことに挑戦する」といった場合は、”challenge”ではなく”try”を使うことが出来ます。

では、実際に”try”を使った例文を次項から見ていきましょう。

tryの例文

”try”を使った例文です。

 

【挑戦するという意味の例文】

 

I’m going to try snowboarding this winter.

今年の冬は、スノーボードに挑戦するんだ。

 

このように、「できないことをやってみる時、試しにやってみる時」に”try”を使います。

 

I’m going to try taking the TOEIC test.

TOEICテストに挑戦するつもりだ。

 

テストを受けるときは”take”を使います。

これも、「挑戦する」という意味での”try”の一般的な使い方です。

 

他にも、他人に「挑戦」を促すような表現も出来ます。

 

Give it a try.

やってみたら?

 

何かに挑戦しようとして迷っている人の、背中を少し押してあげられるような表現ですね。

 

I tried to be perfect, but I couldn’t.

完璧であろうとしたんだけれども、出来なかった。

 

なんだか哀愁漂うカッコいい表現ですね。

“I tried to be ~”で、「~であろうとした」という意味になります。

 

色々な例文がありましたが、”try”が使われている分はいずれも、日本語での「チャレンジ=挑戦する」という意味として使われていますね。

できないことをやってみる、という意味では”try”を使いましょう。

challengeとtryの使い分け

さて、今回学習した”challenge”と”try”の違いについてまとめます。

 

”challenge”と”try”の違い

【challenge】

  • 「大変なこと」「課題・問題」という意味で使う
  • 人と競い合う、勝負をするときに使う

【try】

  • 「頑張る」「試しにやってみる」という場合に使う
  • 習い事や試験など今までやっていないことや出来ないことを「やってみる」という時に使う

 

”challenge”と”try”は、このように使い分ける必要があります。

まとめ

今回は、”challenge”や、”try”の正しい意味や使い方について学習してきました。

 

日本語で「チャレンジ」という言葉を聞く機会は、本当にたくさんありますよね。

しかし、英語の”challenge”との意味は違うので、外国の友達や同僚と話す際には注意が必要です。

 

正しい意味と使い方を覚えて、是非普段の英会話に生かしていただければと思います。

少しづつ、確実に知識を身に着けて英語力を高めていきましょう!!