犬派か猫派かということはよく話題にもなりますよね。 今回は「dog」にまつわる英語について紹介して行きます。 英語には、動物に関する表現、イディオムがたくさんあります。 その中でも「犬」は、登場回数の多いワ […]
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犬派か猫派かということはよく話題にもなりますよね。
今回は「dog」にまつわる英語について紹介して行きます。
英語には、動物に関する表現、イディオムがたくさんあります。
その中でも「犬」は、登場回数の多いワードになります。
どんな表現があって、どのように使われているのか興味がありますよね。
早速チェックしてみましょう。
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犬以外のdogの意味【スラング】
「dog」のスラングとして最近使われているのが、「doggo」(ドッゴ)です。
これは犬に対して親しみを込めていう表現で、日本語でいうところの「わんこ」にような意味です。
そしてちょっぴり間抜けで愛らしいという意味が含まれています。
I’m watching TV with the doggo.
いまうちのワンコとテレビ見てるよ。
という感じで使います。
そのほか
- 「doggie」(ワンチャン)
- 「puppy」(子犬)
といったりもします。
犬は、日本でも海外でもペットとして人気ですが、「犬」に関するイディオムは、実は、どちらかというとネガティブな意味のあるものが多いのです。
従順で、愛らしい犬のキャラクターですが、同時に、犬は誰にでも媚びをふるというイメージにもなりマイナスのイメージを持つ表現が多くなっているようです。
犬好きにはショックかもしれませんね。
でも、イディオムはイディオムとして捉えてここで確認してみましょう。
呼びかけ
スラングで、特に男性同士で「dog」を呼びかけとして使います。
挨拶をするときに、
What’s up, dog!
よお!元気?
や、
How’ve you been, dog?
お前元気だった?
という感じです。
これは、
- man
- dude
- homie
と似た感じで、ヤツ・お前的な意味です。
どれもカジュアルで、男性が使う表現となっています。
友達
友達を表す表現として「dawg」がよく使われるスラング英語です
これは、ヒップホップスラングの一つで、呼びかけの時にも使う「man」、「dude」、「homie」という使い方にとても似ています。
「dog」に由来している言葉です。
Mike is mu dawg.
マイクは僕のダチ。
What’ up dawg? 調子どう?
という感じです。
「仲間」という意味合いです。
浮気
浮気という言葉は、
- have an affair
- cheat
などといったりしますが、dogを使って、スラングで浮気者・遊び好きな男性のことを指したりします。
He’s a dog.
彼は浮気者
遊び人、とかサイテーという意味になるので、使うときは、そんな時です。
もちろん先ほどご紹介したような「dog」には友達、仲間、そして呼びかけに対しても使えるので、状況によって使い分けます。
その他dogを用いた【ことわざ・イディオム】
ここではdogを使ったイディオムをご紹介いたします。
面白い表現がたくさんあるのですが、先ほどもご紹介した通り、「dog」にはネガティブな表現が多いのです。
Do you really think the hair of the dog cures hangover?
本当に迎酒が二日酔いに効くと思う?
- the hair of the dog. (迎酒)
- hangover=二日酔い
- cure=治す、効く
My father worked like a dog for years and retired last year.
私の父は長年がむしゃらに働いて、去年引退しました。
work like a dog. (がむしゃらに働く)
I used to love this restaurant but it has gone to the dog.
昔はこのレストラン好きだったんだけど今では全然いけてない感じになったわ。
go to the dog.(落ちぶれる)
Since last night, I’ve been sick as a dog.
昨晩からすごく体調が悪い。
sick as a dog (とても体調が悪い)
Brain has been leading a dog’s life since his girlfriend dumped him.
彼女に捨てられてから、ブライアンは惨めな生活を送ってます。
a dog’s life(惨めな暮らし)
dump=捨てる
Don’t treat a person like a dog.
人を粗末に扱ってはいけませんよ。
treat a person like a dog. (人を粗末にする)
Nobody thought him to become president, but every dog has his day.
誰も彼が大統領になるなんて思ってなかった。でも誰にでも機会は訪れるものだ。
Every dog has his/its day. (どんな犬でもいい時がある)
犬でもそうなのだから、誰にでもいい時は来るよ、という意味です。
In this dog -eat-dog industry, we have to work hard.
この教祖が激しい産業ではh頑張って働かなくてはならない。
dog-eat-dog(競争が激しい状態で共食いになる)
Most of the crowd were cheering for the underdog to win.
ほとんどの人は負けがよすされる方を応援していたよ。
underdog(負け犬)
Let sleeping dogs lie now. I’ll speak with hime late.
今はそっとしておきましょう。私が後で彼と話すわ。
let sleeping dogs lie. (そっとしておく)
He is barking up e wrong trees.
彼は見当違いの批判をしている
barking up the wrong tree. (見当違いの批判をする)
違った気に酔える(直訳)で、犬を表しています。
My boss is a dog in the manger. I hate him!
私の上司はほんと維持の悪い人、嫌いだわ。
- a dog in the manger,(意地の悪い人)
- manger=馬や牛などの餌を入れるもののことで、犬がその中に入って馬や牛が餌を食べられないよにするというイソップ 童話が元になっています。
- don’t be a dog!(卑怯なヤツ!)
直訳すると犬になるな、ですが、イディオムにおける犬のイメージからも察することができるように、卑怯なヤツになります。
That movie star had a hard life. He died like a dog.
あの映画スターはタフな人生だった。最後は悲惨な死に方をしたわ。
die like a dog. (悲惨な死に方をする)
ちょっとここまでくると
- 「犬がかわいそう…」
- 「犬好きの方ごめんなさい」
という感じですよね(汗)
最後はポジティブなもので。
He is the top dog in our company.
彼はこの会社の最高権力者だ。
top dog:(価値観、勝者、最高権力者)
まとめ
今回は、「dog」に関するスラング表現など様々な意味をまとめてみました。
ネガティブな表現が多くて犬好きにはがっかりといった感じですね(汗)
ただ、こういったネイティブの方がよく使う表現やスラング英語は、覚えておくと表現も理解力も豊かになるので学ぶ価値は十二分にあります!
これを機会にチェックして見て下さいね。