not goodとbadの意味の違いや使い分けについて、詳しく掘り下げていきましょう! 良い、悪いの加減について、皆さんは正しく英語で表現できますか? goodや、not good、badなど、良し悪しを表 […]
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not goodとbadの意味の違いや使い分けについて、詳しく掘り下げていきましょう!
良い、悪いの加減について、皆さんは正しく英語で表現できますか?
goodや、not good、badなど、良し悪しを表す表現って様々ですよね。
何か良い時は”good”や、”nice”などで気持ちを伝えることが多いと思いますが、
逆に「悪い」ということを英語で表現する場合、ニュアンスによっては意味合いが全く違うものになってしまいます。
日本語でも、「ひどい」、「あまり良くない」、「悪くない(=結構いい)」とかいろいろな言い方が出来るよね。
でもいざ英語で言おうとした時、正しい知識がないと言いたいことと見当違いな発言をしてしまう可能性があります!!
「悪い」って、”bad”や”not good”など、様々な言い方があるのですが、勿論これらにはそれぞれ違った意味があるのです。
より自然に、自分の考えを相手に伝えはっきりと物申すために、今回は”bad”や”not good”の意味の違いを学習していきましょう。
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not goodの意味
”bad”や”not good”の使い分け、皆さんできていますか?
まずは”not good”の意味を見ていきます。
あまり良くないです。
”not good”は、はっきりと「悪い」と言うよりは、「あまり良くない」というニュアンスを持つ言葉です。
”good”の前に”not”がつくことで、「”good”ではない」という意味になるのです。
また、気分が優れない時に、
How are you?
元気?
Not so good.
あまり調子が良くないんだ。
このように使うことも出来ます。
「悪い」という意味ではなく、「良くない」「気分が優れない」という意味で使う表現です。
”How are you?”に対して、お決まりの”Good.”だけでは無くて、調子が悪い時や気分が優れない時は素直に”Not good.”と伝えましょう。
他にも食べ物の味に対して評価するときも使います。
How was this soup?
このスープどうだった?
Not so good…
あまり良くないね・・・
使い方を例文で解説
では、”not good”を使った例文をいくつかご紹介します。
彼女は良い人ではありません。
はっきりと「悪い人」というよりは「あまり良くない人」という意味です。
このタイヤは(品質が)良くないね。
不良品や、質の悪い物について話すときも、この表現が使えます。
というわけで、”not good”は「あんまり良くない」と、やんわりと否定する表現です。
また、似たような表現で”No good”もありますが、こちらもまた意味が異なります。
”No good”=「良くない」「だめ」
先ほどの”not good”=「やんわり否定」に比べ、はっきりと「良くない!」という時に使う表現です。
先ほどの例文を交えて使い方を説明します。
このタイヤは全く使い物にならない。
はっきりとしたクレームを言っているかのようですね。
有無を言わさず「これは良くない」という気持ちを伝えることが出来ます。
例えば、”There is no ~”で、「~がひとつも無い」という意味になるのですが、
”no good”だと、「ひとつも良いところが無い」という風になるのです。
私が昔、海外出張先の工場にいた時、不良品が大量にできてしまったときに現地の同僚たちが”No good!!”と悲痛な面持ちで言っていたことを思い出しました。
人に「駄目じゃないか!」と伝えるときも、使えます。
I broke your pen!
君のペン、壊しちゃった。
No good!!
あ~あ!!
badの意味
では、続いては”bad”について見ていきます。
「悪い」、「ひどい」
”bad”は、はっきりと「悪い」「ひどい」という時に使う表現です。
”bad”だけではなく、以下のような言葉と組み合わせて使うことが多いです。
This is so bad!!/ This is really bad!!
これは本当にひどい!!
It’s very bad.
それはとてもひどい。
さて、ここまでで”badは、「ひどい」という意味だと学習しました。
しかし、この”badを使って、良い意味の表現をすることが出来るのです。
「悪くない」=「結構いい」
または、こういう風に言うこともできます。
自分の意見に対して、相手が”Not bad”と言ったなら、相手は「自分の考えを肯定的に捉えてくれている」ということになります。
そんなに悪くない
例えば、食べた料理が前評判に比べて思ったよりも美味しかったら、こう言ってみましょう。
Not so bad! Not bad!”!
“bad”=「悪い」なので、そこに”not”をつけると反対に「良い」というニュアンスを含んだ表現になるんですね。
使い方を例文で解説
では、”bad”を使った例文を見ていきましょう。
まずは、「悪い」という意味の”bad”です。
How did it go?
どうだったの?
It went really bad.
かなり悪かったよ。(全然上手くいかなかったよ。)
では、次に良い意味の”bad”を使った表現を見ていきます。
さきほどの”Not good”で用いたものを引用すると・・・
How was this soup?
このスープ、どうだった?
Not so bad.
悪くないね。(どちらかというと良いね。)
先ほどの会話よりも明るい印象ですね!相手の手作り料理の会話だったら”Not good”よりもお世辞でも”Not bad”で決まりでしょう。
また、”bad”はネイティブ達の間では以下のように使われています。
I love this movie so bad!!
この映画、たまらなく好きなんだ!!
この場合は、”so bad”を、”love”を強調するために使っているのです。
日本語でも「やばい好き」といった口語表現がありますね。
こんな風に、ネガティブな表現を強調に使うこともあるのです。
ただ、とてもカジュアルな表現ですので、使うシーンは選びましょう!!
not goodとbadの使い分けについて
では、”not good”と”bad”の使い分けについてです。
- ”not good”=「(あんまり)良くない」
- ”bad”=「ひどい」、「悪い」
このような違いがあるということを学習してきましたね。
学校やビジネスでの意見交換の場合、相手の意見に対して素直に「良くない」と伝えるときは”not good”を使うことをお勧めします。
”bad”の方が、はっきりと「悪い」と言っているので、フォーマルな場よりは、例えば友達同士で食べ物や映画の話をするときなどに限定しましょう。
少し口語的な表現でもあります。
まとめ
今回は、”bad”や”not good”の意味の違いや使い分けについて学習してきました。
それぞれの意味をしっかり理解できたでしょうか?
「良い」、「悪い」の言い方を覚えると、自分の意思表示が明確に相手に示せるため、特に外国人の人たちには喜ばれます。
実際に、「日本人ははっきりものを言わないな~」と思っている外国の方は多いです・・・
ただ、話し合いの場などでは、「良くない」と思ってもすぐに否定するのではなく、
”Not so bad. But I think ~.”
「そんなに悪くないね。でも私は~したほうがいいと思うな。」
こんな風に、「いいとは思うけど、~した方がいいんじゃない?」という言い方をすると雰囲気を壊すことがありません。
うまく会話の中で活用してみてくださいね!