ハネムーンの意味や由来について詳しくお伝えしていきます。 今回は、カタカナ英語の一つ・ハネムーンについてです。 若いカップルの方々は、近々このハネムーンに出かける予定があるかもしれませんね(*´∀`) &n […]
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ハネムーンの意味や由来について詳しくお伝えしていきます。
今回は、カタカナ英語の一つ・ハネムーンについてです。
若いカップルの方々は、近々このハネムーンに出かける予定があるかもしれませんね(*´∀`)
ただ、意外とその本来の意味については知られていません。
詳しく考察していきます。
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ハネムーンの意味とスペル
ハネムーンといえば結婚したばかりのカップルが旅行に行くこと、新婚旅行のことですよね。
日本で人気のハネムーン先といったら依然ハワイで、新婚のみならず、多くの観光客を虜にしている場所と言えますね。
行き先はどこであれ、多くの新婚カップルが出かけるハネムーン。
ところでこのハネムーンとは?
そもそも英語なのか、またどんな意味があるのか気になったりしたことはありませんか?
「ハネムーンは、もしかして和製英語?」
と思った方もいるかもしれません。
ハネムーンは英語で「honeymoon 」と書き、英語です。
意味も一緒です。
go on a honeymoon
「ハネムーンへ行く」
となります。
私たちは来週ハネムーンへ行く予定です。
このように名詞使用で使ったりしますが、
We honeymooned in Hawaii.
「私達はハネムーンにハワイに行きました」
というように、動詞としても使うこともできます。
意味は同じなのですが、気をつけたいのが発音とアクセントです。
カタカナ発音で「ハネムーン」ですが英語では、ネの部分が、「ニ」、に近い音になります。
発音をカタカナ表記するなら、「ハニムーン」です。
そして、アクセントの違いもあり、日本語では、ハネムーンの「ム」を強く発音しますが、英語では、honeymoonの最初のところ、[hʌ́]にアクセントをおきます。
実際に発音してみるとかなり違いますね。
ハネムーンの由来や語源
では次にハネムーンの由来についてご紹介いたします。
ハネムーンは英語で「honeymoon」と書きますよね。
honey+moon
つまり蜂蜜+月で、蜜月とも訳されています。
ハネムーン(蜜月)は、古代ゲルマン民族が結婚後30日間、蜂蜜で作ったお酒(英語 mead、フランス語 hydrome)と飲む習慣があったことからきています。
honeymoonのmoonは、空にかかがく「月」ではなく「陰暦の月」の意味で、蜂蜜酒と陰暦の月を合成してhoneymoonという言葉が生まれました。
やがて新婚後の幸せいっぱいの時期をhoneymoonというよになり、それがのちに新婚旅行のことを指すようになったと言われています。
また、honeymoonの語源については、Oxford English Dictionaryによると、「1ヶ月という月は関係なく、新婚夫婦のお互いの愛情が変わりゆくのを月に例えた」としました。
夫婦関係も月が欠けていくように、愛情も時間が経つとともになくなっていくものだ、という詰めた見方も「honeymoon」にはあるというのです。
なんだかちょっとさみしい感じもしますが、比喩的な意味で、政治家などが仲良くやっている時期を蜜月時代とか蜜月期間「honeymoon period」などと言ったりすることを考えると、なるほどと思えるものでもあります。
ハネムーンと蜂蜜酒の関係
では、なぜ蜂蜜酒だったのか。
蜂は多産で、蜂蜜は滋養強壮に良いとされていて、古代から中世のヨーロッパにかけて
「早く子宝に恵まれますように」
という意味で、蜂蜜酒を飲んだということです。
また、古代では、結婚は略奪婚であったために、花嫁の家族が探すのを諦めるために隠れて過ごさなくてはならず、その間の食料の確保がままならないため、栄養価が高い蜂蜜酒を飲んだという説もあるそうです。
honeyには、愛する人、可愛い人など甘くてスイートな印象だけがありますが、その由来はかなり過酷だったのですね。
新婚旅行との違いは?
では新婚旅行とハネムーンには違いがあるのでしょうか?
こちらは特に意味の違いはないのでどちらで言っても大丈夫です。
でも、どちらも新婚期間の大体1ヶ月以内に使われるようです。
それにも、先ほど触れた「蜂蜜酒」が関係していています。
蜂蜜酒の仕込みにかかる期間はちょうど1ヶ月。
そのため、結婚して蜂蜜酒の仕込みが終わるまでの1ヶ月をハネムーンというようになったと言われています。
そしてのちに、新婚旅行そのものをハネムーンと呼ぶようになったということです。
日本語的には、新婚旅行でもハネムーンでも、好きな方を使えます。
まとめ
今回は、カタカナ英語・ハネムーンについてまとめてみました。
カタカナ英語でも使うハネムーンは英語でもhoneymoonいい、使われている。
ただし、英語で発音するときは「ハネムーン」とそのまま言うと通じないので、注意が必要です。
ハネムーン(蜜月)は、古代ゲルマン民族が結婚後30日間、蜂蜜で作ったお酒(英語 mead、フランス語 hydrome)と飲む習慣があったことから。
- 蜂は多産で、蜂蜜は滋養強壮に良いとされていて、古代から中世のヨーロッパにかけて早く子宝に恵まれますように、という意味で蜂蜜酒を飲んだ
- 蜂蜜酒の仕込みにかかる期間はちょうど1ヶ月かかることから、結婚後1ヶ月以内をハネムーンそしてそれがやがて新婚旅行という意味で使われるようになった
と言うことでした。
ハネムーンに限らず様々な単語の語源を知るのも面白いものですね。
なるほどと感心したり、意外な発見に出会うことができます。
今回取り上げた「ハネムーン」は、皆さんにとって意外な意味でしたか?
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