whetherとwhichの違い!whicheverとの使い分けも紹介

whetherとwhichの違いについて詳しく掘り下げていきたいと思います。   2つとも比較する言葉として用いられることが多い英単語だけに、その違いに混乱してしまうことが多々あります。 whetherとwhi […]

whetherとwhichの違いについて詳しく掘り下げていきたいと思います。

 

2つとも比較する言葉として用いられることが多い英単語だけに、その違いに混乱してしまうことが多々あります。

whetherとwhich、それぞれの意味を確認しつつ、違いを掘り下げ確認していきましょう!

記事は下に続きます。

whetherの意味

まずはwhetherの意味について解説します。

 

whetherは「~かどうかと訳されています。

主に、1つの事に対する2つの起こり得る可能性について「AかBか」という場合に使われます。

 

ポイント

基本的に、whether A or B、whether A or notというように使われます。

or notが省略される場合もあります。

whetherの使い方を例文解説!

例1:噂話

ゆーだい

Did you hear the story about him?

彼の噂効いた?

リタ

Yeah I know but wonder whether it’s true or not.

ええ知ってるわ。でも本当かしら。

 

例2:パーティ

ゆみ

How’s it going so far? How many do we have?

どうだい調子は?何人いる?

たか

Not that many yet. let’s make the most of it whether we get many!

まだそんなに。いずれにしても楽しもうぜ!

 

例文2はor notを省いた形になっていて、会話ではよく見られるパターンです。

whichの意味

続いてwhichの意味を説明します。

 

whichは辞書では「どちらの、どの」等と訳されています。

ある一定数の中から特定する場合に使用されます。

whichの使い方を例文で解説!

例1:ショッピング

りか

Hey which one do you like?

ねぇどっちがいいかしら?

たか

Ah what’s the difference?

え~どう違うの?

 

例2:映画「マトリックス」

コウ

I love Matrix.

マトリックスめちゃ好きなんだよね~

エリー

Which one do you like?

どのストーリーが良い?

コウ

Of-course the 1st one!

もちろんエピソード1!

 

例文2のように、whichは二つ以上のものから特定する場合も使います。

whetherとwhichの違い

whetherとwhichの意味

whetherとwhich、どちらも日本語に訳すと「どちらか」と言う意味ですが、使い方は異なります。

 

whetherは「一つの事がAかBになる可能性」、または「いずれの場合も~である」という場合に使います。

一方whichはwhatやwhereのような構成で使われ、一定数の中から一つを特定する場合に使われます。

 

whichは関係代名詞としても使う

what,where等と同じように、whichは関係代名詞的にも使われます。

例:This is the book which I have chosen. これが私が選んだ本です。

whicheverの意味や使い方

whicheverは辞書では「どちらとも、どちらであっても」と訳されます。

 

また、「whichever do you like? (一体どっちが良いの?)」というようにwhichを強調する場合にも使われます。

whetherとwhicheverの違い

whetherとwhicheverの意味は非常に似ていますが、使い方・意味は大きく異なります。

 

  • whetherの場合:

例:I don’t know whether it’s true or not.
「真意の程は分からない」

例文のようにある一つの事がAまたはBになる可能性について言及する場合に使用します。

 

  • whicheverの場合:

例:Whichever you go you won’t like it.
「どっちにしろ気に入るものではないだろうね。」

例文のように二つ(またはそれ以上)の事からその双方を選択しても結果は変わらないという場合に使用します。

whichとwhicheverの違い

whichとwhicheverは意味が異なりますが、同じ意味になる場合もあります。

 

  • whichの場合:

例:which one do you prefar?
「どちらが好み?」

例文のようにwhichは2つ以上のものから1つを選択する場合に使われます。

 

  • whicheverの場合:

whichever you take, I’ll be fine.
「どっちでも好きな方選んでもらって良いよ。」

例文のように、2つ以上のどちらをとっても同じ結果になる場合に使われます。

 

whichever do you want?
「一体どっちが良いの?」

のように、どちらかを質問する場合は同じ意味になります。

まとめ

以上、which, whether, whicheverの使い方についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

 

どれも似た意味ですが、それぞれ全く違う使い方です。

混乱しないように単語単体ではなく、文節で覚えるのが良いでしょう。