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センター試験の英語発音問題対策、見ていきましょう。
最初に出てくるシンプルな問題、それが英語発音問題です。
この設問、アクセントが苦手な方には、毎回躓いて得点を落としてしまう部分でもあります(汗)
ですが、ちょっとしたコツと対策をつかめば、正直誰でもこのアクセント問題は満点が取れます!
今回はセンター試験の英語発音問題を攻略していく糸口を、あなたにお伝えします。
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Contents
センター試験の英語発音問題の傾向
センター試験英語発音問題は、実は受験生によって二手に分かれます。
- 得点源にしている人
- 全く点数を取れない人
です。
出来るなら、前者になりたいですよね(;・∀・)
まずは、センター試験の発音問題の難易度から見ていきます。
難易度は低い?
難易度自体は、実はやや高めです。
なぜなら、学校の英語の授業では、それほどアクセントや発音に特化して教えてくれることがないからです。
また、今の英語教育では発音記号をいうものを重視しなくなっていますので、
「何を基準に発音の勉強をしていいのかわからない!」
というのが受験生たちの本音といったところかと。
しかしながら、アクセントや発音問題は、少し真剣に勉強すれば確実に得点に結びつきます。
センター試験の英語の得点200点のうち、14点ほどと決してウエイトが高くはありません。
ですが、暗記しておけば確実に取れる分野であり、またリスニングの出来不出来にも関係してくるため、きちんと学習してコツをつかむことが必要です。
とは言え、発音問題が苦手な方にとっては、何から勉強したらいいのかわからないと感じられるかもしれません。
ですので、ここからはアクセント問題の具体的な具体的な勉強方法を見ていきましょう。
絶対覚えておくべきアクセントのルール
実は日本語同様に、英語のアクセントにもルールがあります。
例えば、接尾辞(語尾の後ろにつくもの)を基準としたものですと、接尾辞そのものにアクセントがあるものがあります。
- -ee:agrée, degrée, disagrée, addressée, employée
- -een:betwéen, fourtéen, fiftéen, ninetéen
- -eer:caréer, enginéer, pionéer, voluntéer
また、同じ単語でも名詞・同士両方で活用できる単語のアクセントに困るといった声もよく聞きます。
こういった単語は、一般的に
- “名詞”の場合は前
- “動詞”の場合は後ろ
にそれぞれアクセントがあることが多いです。
- áccent – accént
- cóncert – concért
- cónduct – condúct
- cóntest – contést
- cónvert – convért
などです。
また、接頭辞(語句の頭)にアクセントがある場合もあります。
- no-:nóbody, nóthing, nówhere
- any-:ánybody, ánything, ánywhere
このあたりは覚えておくだけで、かなりアクセント問題攻略が見えてきます!
普段の勉強から発音を意識していく
英語を勉強するときに、まずわからない単語が出てくると、辞書で調べるはず。
その時に、単語のスペルや意味だけでなく、発音にも注意を傾けましょう。
すっかり学校では教えてくれなくなった発音記号ですが、辞書にはしっかり乗っています。
今は紙の辞書だけではなく、電子辞書やスマホで検索する方も多いと思いますが、調べた単語をを読み上げてくれる昨日が標準装備されつつあります。
その時には、耳で聞いた発音と発音記号を見比べて、アクセントの位置をしっかり覚えておきましょう!
そうすると、次にまた違う単語にその発音記号が出てきたときに、発音を覚えるのが簡単になります。
英語をアメリカ人になりきって発音!
英語はアメリカの母国語です。
というわけで、アメリカ人になりきって英語の発音をしていきましょう。
ちょっとオーバーなくらいの言い方を意識して下さい(^^)
大げさな発音を恥ずかしく思う方もいますが、これはとても大切なことです。
恥ずかしがって、日本語読みばかりしていると、いつまでたっても英語の発音は上達しません。
それが正しい発音であれば、ちっとも恥ずかしいことではありませんから。
学校に外国人の先生がいる場合は、先生に発音を聞いてもらうのがベストです。
自分の感覚ではなく、正しい英語の発音を頭と体で身に着けましょう!
アクセントには法則がある
先ほどのアクセントのルールでも説明しましたが、そのほかにも法則が。
接尾辞が
- 「-able」
- 「-ic」
- 「-tion」
- 「-ogy」
- 「-omy」
の場合では、一音節前を強調することが多いです。
これを覚えておくだけで、かなりアクセント問題の正答数は上がりますね。
その他としては、
- -my:ecónomy, énemy, astrónomy, acádemy
- -phy:biógraphy, geógraphy, philósophy, phoptógraphy
- -thy:sýmpathy, antípathy, ápathy
が挙げられます。
更に、前の2文字を飛ばして一番近い音節にアクセントがあるものの例としては、
- -al:abnórmal
- accidéntal
- agricúltural
- artifícial
- biológical
- económical
- eléctrical
- environméntal
- fundaméntal
- geográphical
- indústrial
- influéntial
- instruméntal
- oríginal
- polítical
- superfícial
- technológical
などがありますね。
更に、前の2文字を飛ばして、一番近い音節にアクセントがあるものも。
- -al:abnórmal
- accidéntal
- agricúltural
- artifícial
- biológical
- económical
などもあります。
例外はあるものの、アクセントにはいくつかの明確な法則がありますので、それを基準に学習すると、習得するのがとても楽になります。
過去問を問いて傾向と対策をつかめ!
センター試験の過去問は、20年分くらいをまとめたものが市販されています。
発音・アクセントのみの参考書というのはあまり見かけませんので、過去問をしっかりと解ききることが最大の対策になると言えます。
センター試験にもパターンがあり、何年分か解いてみると、先ほどの法則にあてはまる単語が出てくると思います。
何度か繰り返し出題されている問題もありますので、しっかりと対策をしましょう。
実際に英語を聞いて発音を覚える
発音記号で覚えるのがどうしても苦手な方は、英語の発音をそのまま耳で聞いて覚えるのがオススメ!
法則がある英語の発音ですが、その最初の法則を覚える上で、記号を見て目だけで覚えるのと、英語を聞いて耳+発音記号を目で覚えるのとでは記憶力に雲泥の差が生じます。
英語の発音すべてを覚えるのは難しいですが、先ほど紹介したように、ルールと最低限の英単語の発音を覚えれば、後は芋づる式に覚えていけるものです。
なので、まずは自分自身で英語の発音を身に着け、発音記号を覚え、目と耳、両方から発音記号問題に向けた対策を取っていくことを、強くおすすめします。
英語の発音は、今ではYou Tubeなどで無料で聞いて学ぶことができるようになりました。
下記にて、英語の勉強に最適なユーチューバーを紹介していますので、よければ参考にしてみてください!
発音問題・アクセントが出来ないは勿体無い!
センター試験において、発音問題・アクセント問題ができないことは非常にもったいないです。
何故なら、国語でいうと漢字を間違って、得点を落とすようなものですから。
まして英語は日本語のように複雑ではなく、アルファベットのみで構成されているのですから、コツをつかめば簡単に覚えられるのです。
発音・アクセントを学ぶときにリスニング対策の問題集も使えば、リスニングでの高得点も期待でき、1冊終えるころには大抵の発音・アクセント問題には太刀打ちできるようになります。
勉強さえすれば確実に点が取れるリスニング。
ここを落とすのは、志望校が遠のく非常に手痛いミスと言えます。
長文を読み解くことよりも格段に簡単ですし、最初にリスニングで点が取れれば、後の問題にも弾みをつけて取り組むことが可能です。
食わず嫌いはやめて、毎日少しずつ問題に取り組んでいきましょう!
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