英検とTOEIC、どちらが簡単だと思いますか?   日本で最もよく聞く英語の資格と言えば   英検 TOEIC   この2つではないでしょうか。 しかし、この2つの違いについては、意外と知ら […]

英検とTOEIC、どちらが簡単だと思いますか?

 

日本で最もよく聞く英語の資格と言えば

 

  • 英検
  • TOEIC

 

この2つではないでしょうか。

しかし、この2つの違いについては、意外と知らない人も多いです。

 

今回は、英検とTOEICについて

 

  • 難易度
  • 就職
  • 大学受験

 

といった観点から詳しく見ていきます!

記事は下に続きます。

英検とTOEIC、どちらが簡単?

英語学習者が、どのくらい英語を習得できているのか・・・

自分のレベルを知る、あるいは他者に知ってもらう証明として受ける試験には様々な種類がありますが、最もメジャーな試験としては、やはり

 

  • 英検
  • TOEIC

 

がありますね!

高得点を狙うには、本格的に試験対策を始める前、それぞれの資格試験の特徴を知り、効果的に学習を進める方が有利です。

 

それぞれの違いや特徴を見ていきましょう。

 

英検とTOEICそもそも何が違うの?

英検とTOEICの大きな違いは、まず、英検は国内のみで通用する資格であるということです。

 

TOEICは日本発の資格ですが、世界120カ国で実施されている国際的な資格です。

また、TOEICは年8回ほど試験があるなど実施回数が多いですが、英検(準1級の場合)は年に3回のみの実施となっています。

 

英検は、1級から5級まであって、合格・不合格どちらかの判定になりますが、TOEIC0点~990点、結果はスコアで表示されます。

試験の構成については、英検は試験問題(英作文なり)とリスニング、二次試験には面接試験があります。

 

TOEICは、リスニングセクションが45分、リーディングセクションが75分の二部構成、それぞれ100問ずつです。

 

どちらが簡単?

英検とTOEICの難易度はどうなのでしょうか?

 

英検3級は中学卒業レベル、TOEICで言うとだいたい380点程度です。

 

その上の英検2級は、高校卒業レベル。

TOEICで言うとだいたい600点くらいのレベルになります。

 

英検5級から3級までは、難易度にそこまで差がありませんが、英検2級以上は、準1級、1級にかけて、急激に難しくなります。

英検1級は、難易度がかなり高く、TOEICで満点近くのスコアを取る人でないと合格できないレベルです。

 

では、内容の難易度はどうなのでしょうか?

英検の筆記問題は、語句の穴埋めは単語さえ知っていれば正解でき、長文もそこまで難しくなく、英作文は慣れが必要なレベルです。

 

TOEICの筆記問題は、短文穴埋問題や読解問題が難しく、読んでもすぐに理解できない文章も多く、問題量が多い。

リスニングに関しては、英検は、内容自体はそんなに難しくありませんが、質問文を読む時間が少ないので、質問文を読みながら聞きとる能力も求められます。

 

TOEICのリスニング問題は、写真描写や応答問題は比較的簡単で、その他も、集中力が続けば、そこまで難しくありません。

英検の場合、一次試験に合格したら、二次試験に面接があります。

 

英検準1級だと、4コマ漫画の紙を渡されて、自分でストーリーを考えて12分間で英語でスピーチしないといけなく、質疑応答も日本語でも応えるのが難しいような問題なので、かなり難しいです。

とはいえ、その採点自体は甘く、ある程度できていれば合格できます。

 

ちなみに就職に有利なのは・・・

英語能力を就職や転職でアピールしようと思ったら、TOEICの方が有利だと言えます。

英語を必要とする企業では、TOEICの試験を社内で実施していることも多いように、英語能力の評価としてTOEICを使用することがほとんど。

 

なぜなら、TOEICは、グローバルスタンダードとまではいきませんが、世界120カ国で通用する資格だからです。

また、合格・不合格ではなく、スコア制なので、その人の英語レベルがどのくらいか把握しやすいということもあるでしょう。

 

但し、就職で企業にアピールしたいなら、新卒であれば最低でも550600点、転職の場合は750点くらいは求められます。

 

大学受験で圧倒的有利になるのはこれ!

近年、英検やTOEICTOFULなどの英語外部検定試験を持っていると、大学入試で活用することができるようになっています。

大学によっては、基準以上のスコアを持っていれば、英語入試自体が免除されたり、英語試験に点数加算されたり等、嬉しいメリットがあります。

 

大学によっては、外部検定試験のスコアを提出しなければ、入試の出願すらできないところもあります。

受けたい大学が決まっていれば、入試要項を見て、英検とTOEIC、どちらの試験を持っておいた方がメリットが大きいのか確認しましょう。

 

まだ、分からない場合は、英検をとる方が確実だと言えます。

国際化社会になっているのでTOEICが重視されるイメージもありますが、以前から大学入試では英検が重視されてきました。

 

TOEICの扱いはまだ大学ごとに差があるため、どの大学を受けるかまだ分からない場合は、英検を目指しておけば間違いありません。

 

結局どちらを受けるべきなの?

  • 就職や転職で英語をアピールしたいのであれば、TOEIC
  • 大学受験でメリットを受けたいなら英検

 

を受けた方が、それぞれ良いということはお伝えできたかなと思います。

しかし、本当の意味で英語力を伸ばすのが目的であれば、英検を受けるのがおすすめです。

 

なぜなら、TOEICは筆記、リスニングともに受動的な問題ばかりで、TOEICで例え高スコアを取った人でも、英語を聞くのは上手いけれど、話すのは苦手という人もたくさんいます。

TOEICはある程度、問題形式に慣れていけば、高得点を狙えます。

 

一方、英検の方は、筆記では作文が、二次試験ではスピーキングの面接があるので、アウトプットの能力も必要とされます。

作文とスピーキングは、採点は甘めですが、それらを勉強する過程が非常に役に立ち、合格できた時には、本当に英語が身についていることになるからです。

 

英検もTOEICも素晴らしい資格です

英検もTOEICも、どちらの資格も素晴らしい資格で、高スコアを取れば、様々なシーンでアピールできますし、自分の自信にもつながります。

ただ、世間からすると、TOEICの存在すら知らない人もいますし、英検を持っているというと、万人に尊敬されるでしょう。

 

英検も2016年からスコアが表示されるようになったので、勉強もしやすくなりました。

ただ、資格は人に自慢するためのものではないので、絶対、こちらを取った方が得ということはありません。

 

就職・転職にはTOEICが有利ですが、特に、目的はなく、英検かTOEICどちらを受けるか迷ったら、両方受けてしまう方法もあります。

両方の資格を持っていたら、本当に素晴らしいことですよね。

 

 

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