フランス語のごめんなさいフレーズとカタカナでの読み方紹介!

今回は、フランス語の「ごめんなさい」について、フレーズを用いながら説明していきます。   なにか失礼なことをした時、謝るのは当然ですが・・・その言葉を知らなければ、申し訳ない気持ちを伝えることも出来ません。 「 […]

今回は、フランス語の「ごめんなさい」について、フレーズを用いながら説明していきます。

 

なにか失礼なことをした時、謝るのは当然ですが・・・その言葉を知らなければ、申し訳ない気持ちを伝えることも出来ません。

「ごめんなさい」は日常でよく使う言葉なので、是非知っておいてもらえればと思います。

 

  • 男女別の謝罪の言葉
  • 友人へのごめんなさい
  • 目上の方への全力の謝罪

 

など、様々なシチュエーションでの謝罪の言葉について、詳しく掘り下げていきます。

記事は下に続きます。

男性が使うフランス語のごめんなさい

フランス語で「ごめんなさい」を男性が言うときは、”désolé” [デゾレ]といいます。

 

ほかにも、少しぶつかってしまったりなど、

 

軽く謝りたいときは、

 

  • ”Pardon”[パるドン]
  • ”Excusez-moi”[エクスキューゼ モア]

 

といいます。

「ごめんなさい」は様々な表現がありますが、気持ちの重さの順番で表してみると、

 

男性が使うフランス語のごめんなさいの強弱
  1. Je suis désolé
    [ジュ スィ デゾレ]
  2. Pardonnez-moi
    [パるドネ モア]
  3. Excusez-moi
    [エクスキューゼ モア]
  4. Je m’excuse
    [ジュ メクスキューズ]
  5. Pardon
    [パるドン]

 

となりますね。

1のJe suis désoléが最も強い謝罪で、軽い謝罪がPardonとなっています。

 

いくつか例文を出してみます。

ゆーだい

Je suis désolé du retard
[ジュ スィ デゾレ デュ るタ―る]

(遅れてごめんなさい。)

 

このように、「être désolé+de+名詞/不定詞」で「~してごめんなさい」という意味になります。

上の文は、“le retard”(遅れ、遅刻)の“le”と、“désolé+de”の“de”がくっつくことによって“du”になった形です。

 

たか

Je suis désolé de casser la vase
[ジュ スィ デゾレ ドゥ カセ ラ ヴァーズ]

(花瓶を壊してしまってごめんなさい。)
※“casser”は「壊す、割る 砕く」という意味の動詞
※“vase”は「花瓶、器」

ゆーだい

Excusez-moi, je me suis trompé.
[エクスキューゼ モア ジュ ム スィ トろンペ]

(すみません、間違えていました。)
※“être+trompé”で「間違える、誤る、思い違いをする」という意味の動詞

たか

Pardon, je n’entends pas bien. Est-ce que vous peuvez répéter?
[パるドン ジュ ノントン パ ビアン エ ス ク ヴゥ プヴェ れペテ?]

(すみません、よく聞こえませんでした。もう一度繰り返してくれますか?)

 

このように、様々なケースで使えますので、例文を参考に使ってみてください!

女性が使うフランス語のごめんなさい

フランス語で「ごめんなさい」を女性が言う場合は、”désolée” [デゾレ]といいます。

男性の”désolé”の語尾に”e”をつけた形で、発音は変わりません。

 

軽く謝りたいときの”Pardon”[パるドン] や、”Excusez-moi”[エクスキューゼ モア]は男性の場合と同じです。

例文で、使い方を深めていきましょう!

 

ゆみ

Pierre)Tu connais qui est-ce?
[チュ コネ キ エス]

(これが誰だか知ってる?)

りか

Désolée, je ne connais pas.
[デゾレ ジュ ヌ コネ パ]

(ごめん、私は知らない。)

ゆみ

Naomi, tu peux m’aider?
[ナオミ チュ プ メデ]

(ナオミ、手伝ってくれない?)

りか

Je suis désolée, je suis occupée maintenant.
[ジュ スィ デゾレ ジュ スィ ゾキュペ マントナン]

(ごめん、私、今忙しいの。)
※“être+occupé[e]”で「忙がしい」という意味の動詞

 

このように使うのが一般的ですね。

 

フランス語で友達へのごめんなさい

フランス語で親しい人や同い年の人に謝りたいときは、”désolé[e]”のみが一番シンプルです。

ほかには

 

ゆーだい

Je t’en prie, pardonne-moi.
[ジュ トン プり パるドン モア]

(お願い、許して)

 

という表現もあります。

 

また、先ほどでてきた“Excusez-moi”を友達同士でいうと、”Excuser“(許す)という動詞が“Tu”の活用になり、“Excuse-moi”[エクスキューズ モア]となります。

本当に謝りたいときには、

 

たか

Je suis vraiment désolé[e]
[ジュ スィ ヴれマン デゾレ]

(本当にごめんなさい)

 

という表現を使うと良いでしょう。

副詞の“vraiment”(本当に)をいれることによって、より誠実さが伝わると思います。

目上の人に対するごめんなさい・すみません

フランス語での尊敬語は、基本“vous”の活用形で言います。

それを踏まえた上で、目上の人に対するごめんなさい、つまり謝罪の言葉を掘り下げていきますね。

 

ゆみ

Je vous en prie, pardonnez-moi.
[ジュ ヴ ゾン プり パるドネ モア]

(お願いします。許してください。)

エリー

Excusez-moi de vous déranger.
[エクスキューゼ モア ドゥ ヴ デらンジェ]

(お邪魔してすみません。)

 

などと伝えれば、丁寧な言葉づかいであなたの謝罪の気持ちが十分に伝わるはずです。

更に、ビジネスシーンでは、以下のような表現が用いられます。

 

ゆみ

Veuillez m’excuser.
[ヴイエ メクスキューゼ]

(申し訳ありません。/ 失礼します。)

エリー

Je vous prie de m’excuser.
[ジュ ヴ プり ドゥ メクスキューゼ]

(大変申し訳ありませんでした。)

ゆみ

Je ne sais comment m’excuser.
[ジュ ヌ セ コマン メクスキューゼ]

(申し訳ございません)
※どう謝ったらいいのかわからない、という意味

 

仕事の場などでは、これら謝罪を用いるのがおすすめです!

最上級の丁寧なフランス語の謝罪

最後は、最も丁寧な最上級のフランス語での謝罪の言葉を掘り下げていきます。

 

ゆーだい

Je vous présente mes sincères excuses.
[ジュ ヴ プれザントゥ メ サンセーる エクスキューズ]

(心よりお詫び申し上げます。)
※“sincères”は「心からの」、「正直な」、「真摯な」という意味の形容詞

たか

Je m’excuse sincèrement pour le derangement cause.
[ジュ メクスキュズ サンセーるマン プる ル デランジュマン コーズ]

(ご不便をおかけして申し訳ございません。)
※“Le derangement”は「迷惑」、「邪魔」という意味の名詞

ゆーだい

Je m’excuse profondément
[ジュ メクスキューズ プろフォンデマン]

(深くお詫び申し上げます。)
※“profondément”は「深く」、「心底から」という意味の副詞

たか

Pardonnez-nous de notre maladresse.
[パるドネ ヌ ドゥ ノートる マラドゥれス]

(私たちの不手際をお許しください。)
※“La maladresse”は「不器用さ」、「不手際」、「粗相」、「気遣いのなさ」という意味の名詞

 

目上の方に謝るときは、どれだけ丁寧な言葉を使っても、言い過ぎることはありません。

ですので、ここで紹介したような謝罪の言葉にて相手にしっかりと「ごめんなさい」を伝えてくださいね。

まとめ

今回はフランス語の「ごめんなさい」について、例文を用いて紹介してきました。

 

「ごめんなさい」は普段から使うとても大切な言葉です。

男性、女性、同い年、目上の人など、人や状況によって使い分けながら言ってみてください!