フランス語は難しいように思えますが、実は最低限の基本的な日常会話フレーズさえ知っておけば、会話は十分可能です。 挨拶 謝罪の言葉 相槌 など、会話をする上で必須な言葉について、フランス語でなん […]
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フランス語は難しいように思えますが、実は最低限の基本的な日常会話フレーズさえ知っておけば、会話は十分可能です。
- 挨拶
- 謝罪の言葉
- 相槌
など、会話をする上で必須な言葉について、フランス語でなんと言えば良いのか一つずつ詳しく掘り下げていきますね。
フランス語での日常会話のきっかけにもなると思いますので、ぜひぜひ役に立ててもらえたらなと思います。
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フランス語での挨拶の言葉
フランス語での挨拶というとBonjour. (ボンジュール)が思い浮かびます。
確かにこの言葉は、朝でも昼でも使えます。
ただ、実を言えば、もっと万能の表現が2つあります。
ひとつは
Salut.
(サリュ)
です。
これは英語で言えば、Hi に当たる感じです。
朝でも昼でも夜でもいつでも使えます。
しかも、Bye 的な意味もあるのです。
つまり、日本語で言えば「やあ」と「じゃあね」いっしょになったような言葉です。
英語でもsalutation という単語があります。
「挨拶」という意味ですが、フランス語の Salut も英語のsalutationも生まれは同じです。
「挨拶するよ」くらいの意味が発展してフランス語の Salutになったのでしょう。
だから、たいていの挨拶には使えます。
但し、親しい間柄だけです。
目上の人やビジネスでは使えません。
もう一つは
Ça va!
(サヴァ)
です。
Cの下に卵の「からざ」みたいのが付いていますが、ちゃんとしたフランス語の文字です。
Ça va の意味は
- 疑問形だと「元気?」
- 肯定形だと「元気!」
という感じになります。
ただ、身体だけでなく「うまく行っている」という意味合いなので、疑問形では「大丈夫?」という意味にもなります。
Salut. (サリュ)
に対しては
Salut.
(サリュ)
と返せますし、
Ça va ?(サヴァ)
に対しては
Ça va !
(サヴァ)
で返せるから便利です。
そう少し丁寧にすると
Ça va bien !
(サヴァ・ビアン)
などとも言えますね。
フランス語でお礼を伝える
日本語でいう「ありがとう」はフランス語ではMerci. (メルシー)です。
これは有名ですね。
発音は「メルシー」というよりは「メフシー」の方が近いかもしれません。
これも何でも問題なく使えますが、丁寧にしたければ、
Merci Shinzo.
(メルシー・シンゾウ)
のように、後に相手の名前を付けたり
Merci beaucoup.
(メルシー・ボク―)
と、「大いに」「とても」の意味のbeaucoup を付けると良いですね。
また、英語ではThank you for … という具合に、何について感謝するのかを for の後に入れますが、フランス語では pour です。
Merci pour tout.
(メルシー・プル・トゥー)
と言うと、英語の Thank you for everything. に相当します。
「いろいろありがとうございました」ということです。
また、
Je vous remercie.
(ジュ・ヴ・ルメルシ)
という言い方もできます。
例えば、「プレゼントをくれてどうもありがとう」だったら
Je vous remercie pour votre cadeau.
(ジュ・ヴ・ルメルシ・プル・ヴォートル・カド)
です。
カドはプレゼントです。
ちなみに、「どういたしまして!」は
Je vous en prie!
(ジュ・ヴ・ザン・プリ!)
になります。
「大したことじゃないよ」という意味合いで
Il n’y a pas de quoi.
(イルニア・パ・ドゥ・コワ)
とか
Ce n’est rien.
(ス・ネ・リアン)
と言うこともできます。
フランス語で謝りたい時
謝罪の表現は日本語でもいろいろありますね。
「ごめんね」「ごめんなさい」「すみません」「申し訳ありません」・・・
フランス語の謝罪の言葉で、日本語と全く同じ言葉は存在しないのですが、ひとつには
Je suis désolé.
(ジュ・スイ・デゾレ)
があります。
女性が言う場合はdésolé の後ろにe をもう一つ付けます。
Je suis désolée.
(ジュ・スイ・デゾレ)
発音は同じです。
このほか、
- Excuse-moi! (エクスキュゼ・モア)
- Pardonne-moi! (パルドン・モア)
見ての通り、英語のexcuse me や pardon に対応する言葉ですが、本来は「赦してください」「お許しを」という意味です。
フランス語の方がその意味合いが残っていると言えるでしょう。
会話を切り出す時のフランス語
「何をしているの?」は
Qu’est-ce que tu fais?
(ケスク・チュ・フェ)
です。
ただ、日本語でもそうですが、「何してんだ?」と詰問の意味にも取られかねないので注意が必要です。
話をつなげる・相槌をフランス語で伝えよう
話の相槌は
Oui
(ウィ)
を肯定形なり疑問形にすることで、「そうだね」とか「それで?」という感じになります。
ただ、oui だけでは単調になっていまうので、他の相槌も覚えましょう。
簡単なものとして
- D’accord.(ダコー)
- Tout a fait.(トゥタフェ)
- Je vois.(ジュ・ヴォア)
などがあります。
D’accordは「なるほど」という感じ。
Tout a faitは「確かに」くらいです。
Je vois は英語の I see. です。
感情を表現するフランス語
日本語の「ウソぉ!」に相当するフランス語が「信じられない」という意味の
C’est incroyable!
(セ・タンクロアヤブル!)
です。
他にもc’est (セ)の後に形容詞を付けると良いのです。
このほか、「うそでしょ?」という意味のフランス語は
C’est pas vrai ?
(セ・パ・ヴレ?)
という表現もありますね。
頼み事をする時
英語では can you … ? 等の表現がありますが、フランス語でも同じ。
- Peux-tu ,,, ?
(プ・チュ・・・?) - Pouvez-vous ,,, ?
(プヴェ・ブ・・・?)
という表現があります。
これはまさにcan you … ? という意味です。
tu と vous の2種類があるのは、tu は親しいか目下の人向け、vous はそうでもない人向けということです。
まとめ
今回は、フランス語で知っておきたい日常会話フレーズをお伝えしていきました。
例えば、日本語の「さようなら」は、元々は「そういうことであれば」というのが元の意味ですから、言葉は不思議ですよね。
「そういうことであれば」がどうして別れの挨拶になるんでしょうね(;・∀・)
フランス語の日常会話フレーズは英語に近い部分が多いのですが、英語と微妙に違ったり、「どうしてそういう意味になっちゃうの?」という表現もあります。
全部を覚えるのはとても大変なので、少しずつ馴染んでいくのがおすすめです。