いってらっしゃいの挨拶をフランス語で表現!気をつけてを付けるとどう変わる?

今回はフランス語の「いってらっしゃい」について紹介します。   誰かが家から出ていくときに、何も会話がなく別れてしまったら寂しいですよね… そんな時に使える、フランス語の「いってらっしゃい」は、どのように表現す […]

今回はフランス語の「いってらっしゃい」について紹介します。

 

誰かが家から出ていくときに、何も会話がなく別れてしまったら寂しいですよね…

そんな時に使える、フランス語の「いってらっしゃい」は、どのように表現するのでしょうか。

 

早速見ていきましょう!

記事は下に続きます。

「いってらっしゃい」のフランス語表現を例文で紹介

まず、フランス語に、日本語と全く同じ意味の「いってらっしゃい」は、存在しません…。

フランス語を話す人々は「いってらっしゃい」の場面でなんと言っているのかというと、「またね!」の意味の言葉を使うのです!

 

いくつか実際の使われている感じでを見ていきます。

すぐ帰ってくる時

ゆーだい

À tout à l’heure
[ア トゥ タ ルーる]

(また!)

ゆみ

À tantôt
[ア タントゥ]

(またすぐに)

 

その日のうちに帰ってくる時

ゆーだい

À plus tard
[ア プリュ ターる]

(まだ後で)

 

夜に帰ってくる時

ゆーだい

À ce soir
[ア ス ソワーる]

(また夜に)

 

などがあります。

 

頭についている“À”は、「また」という意味です。

 

日本語の場合、「いってらっしゃい」は、「行って」と「(また帰って)らっしゃい」の意味が込められていると言います。

フランス語も同じように、どこかに行くということは、「また戻ってくる」という意味も込められているのでしょう。

 

そう考えると、同じ意味の言葉なのかもしれませんね。

 

他にも様々な表現があります。

 

フランス語は場面によって「いってらっしゃい」に違う表現を使います。

遊びなど、相手が楽しんでくる場合は、

 

ゆーだい

“Amusez-vous bien !”
[アミューゼ ヴ ビアン]

((目上の人に向かって)楽しんできてくださいね!)

ゆみ

“Amuse-toi bien !”
[アミューズ トワ ビアン]

((仲が良い人などに対して)楽しんで!)

 

といいます。

状況によって使い分けてみてください!

「気をつけていってらっしゃい」をフランス語で表現

「いってらっしゃい」とただいうよりも、「気をつけて」をつけると、さらに思いやりの心が伝わりますね。

しかし、「気をつけていってらっしゃい」は、これもピッタリの表現がフランス語にないのです…

 

フランス語で「気をつけて」という時は、病気の人に向けて使う時などで、普段別れる時は使わないようです。

「気をつけて」のニュアンスで言いたい時は、 “bon(ne)”を頭につけて、「良い〜を」にするといいかもしれません。

 

海外に行くときや、遠くに行く時

ゆーだい

“Bon voyage “
[ボン ボヤージュ]

(良い旅を)

 

朝の「いってらっしゃい」

ゆみ

“Bonne journée”
[ボンヌ ジュるネ]

(良い一日を!)

 

があります。

「おかえりなさい」のフランス語表現と例文

これまで、「いってらっしゃい」を見てきましたが、帰ってきたら「おかえりなさい」という挨拶も言いたいですよね。

フランス語ではどう表現するのでしょうか。

 

これもまた、ピッタリの表現がないようですが、近い意味の言葉はあります。

誰かが帰ってきたときには、

 

ゆーだい

Bonjour ça va?
[ボンジューる サバ]

(こんにちは、調子はどう?)

 

ゆみ

Ça était bien ?
[サエテ ビアン]

(どうだった?)

 

たか

Tu a passé une bonne journée ?
[テュ ア パセ ユンヌボンヌ ジュルネ]

(良い一日でしたか?)

 

というように、相手の調子や、一日(会えていない期間)の感想を聞くことが多いです。

まとめ

今回は「いってらっしゃい」と「おかえりなさい」のフランス語表現について、例文を用いて解説していきました。

この挨拶は、ほとんどが親しい人との会話の中に出てくると思います。

 

とても大切な表現ですので、これらの表現を身につけて、誰かをお見送りしたり、お迎えしたりしてみてください!