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ホームステイ受け入れによるメリット・デメリットを見ていきます。

 

あなたは、ホームステイを受け入れたいと思っていますか?

もし、今後してみようかな・・・と考えている方は、ぜひこの記事に目を通してみて下さい!

 

あなたがホームステイを受け入れることで得られるものや、感じている不安の解消につながれば幸いです(^^)

 


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記事は下に続きます。

ホームステイ受け入れをしたい方へ

私の実家は、父の仕事の関係で、私が子供の時に留学生のホームステイを受け入れていたことがあります。

もちろん、私も留学生の方がいる環境の中で生活をしていました。

 

そんな経験を踏まえて、ここではホームステイを受け入れるメリット・デメリットについて、私自身が体験した思い出を元に、紹介していきたいと思います。

 

ホームステイ受け入れによるメリット

異文化交流が出来る

異文化交流が出来る。

これは最大の利点だと思います。

 

我が家にはいろいろな国からの留学生がいました。

日本語を学びたいという方々で、社会人になってからの留学生でした。

 

国は様々で、

 

  • カナダの方もいれば、
  • 南米の方
  • フィリピンの方
  • インドの方
  • ザンビアの方

 

などもいました。

 

みんながホームステイしていたわけではなく、皆さん学校の寮にいるのですが、寮よりも我が家の方が学校に近い方はホームステイしていたのと、寮生活ではパーティー禁止となっていたので、週末は我が家に集まり(田舎なので家も土地も広いです)パーティーをしたり、夏休みはみんなでキャンプに行きました。

 

当然のようにみんな文化が異なります。

当時小学生~中学生だった私が驚いたのが、ブラジル人のお姉さんが言っていた、お家にはメイドさんがいて、Tシャツまでアイロンがけをしてくれるということでした。

 

「メイドさんてすごいね。」

 

というと、

 

「ブラジルは貧富の差が激しいため、そうやってお金がある人は貧しい人に仕事をあげる義務があるの」

 

と言っていました。

ブラジルは基本的にキリスト教がほとんどの国ですので、そういった助け合いの精神が浸透しているようでした。

 

キャンプなどでみんなでご飯を作る時でも、いろいろな国の料理をみんなが作ってくれましたし、何人かは今でも交流があります。

 

自分とは異なる文化を自然に学べて、受け入れる。

子供のときに、多様な価値観を学べる機会を作ってくれた両親には感謝しています。

 

子供たちの視野が広がる

これは異文化交流とつながることですが、小さいころからいろいろな文化を肌で感じることで、世界にはいろいろな人がいるということを幼いながらに感じることができます。

 

私は特に留学経験はありませんが、英語を話すことに抵抗がありません。

もちろん流暢ではなく、片言のような単語だけで会話したりもしますが、それほど恥ずかしくありません。

 

だって、日本に来た外国人も片言の日本語なんですから。

 

ホームステイの留学生と接しているうちに、語学というのは単なるツールでしかなく、自分の意思を伝えたり、相手の意思を知るためのものでしかないと思えるようになりました。

我が家に来ていた留学生の方たちは、日本語を学びに来ていてわけではなく、何らかの技術を学びに来ていた人たちでした。

 

授業は日本語なので、日本語も勉強しているという感じです。

 

英語も日本語も、特殊な技術がいるわけではありません。

たんなる言語のひとつです。

 

世界にはいろいろな言葉を話す人がいて、世界中の人達が共通して使える言葉が英語だと知ることで、英語への苦手意識もなくなっていくと思います。

 

英会話が自然と身につく

英語圏以外の国の留学生を受け入れたとしても、基本英語で会話をしてくれます。

もちろん、相手の母国語が英語でないときには、お互いにあまり流暢ではない英語での会話になりますが、それでも全然OKなのです。

 

日本人よりも発音はネイティブに近い方がほとんどですし、ほとんどの国で英語は勉強されています。

どこの国の留学生でも基本的には英語と日本語の混じった言葉で大丈夫です。

 

なにより、聞くことになれるというのはとても大切ですね。

英単語や文法は学校で教えてくれますので、まじめに英語の勉強をすれば欧米人並みに理解することも可能ですが、英会話はそれだけでは成り立ちません。

 

独特の発音やアクセントは聞きなれることによって、英語の文章を耳から聞いたときに、単語単位で聞き取れるようになります。

 

ホームステイ受け入れのデメリットはある?

さて、ここまではメリットについてばかり書きましたが、メリットもあれば当然デメリットもあります。

私が、今もしもホームステイの留学生を受け入れたなら・・・と考えたとき、私自身の経験も踏まえて、ホームステイ受け入れのデメリットについても考えてみたいと思います。

 

子供たちが愛情不足を感じる

これは、お子さんの年齢と留学生の年齢にもよると思います。

お子さんがまだ乳幼児や小学校低学年で、手がかかるような場合は、お母さんが留学生の世話ばかりしていると、お子さんは寂しくなるかもしれません。

 

留学生とお子さんの年齢が近い場合には、子供同士言葉が通じなくてもすぐに仲良くなり、お互いに言葉を教えあうようになります。

 

お子さんと留学生の年齢が離れているときも、留学生が兄や姉の立場になってくれたり、逆の場合はお子さんが年長者の立場で接してくれますので、これもさほどデメリットは感じません。

愛情不足を感じるかは年齢にもよりますので、自分の子供たちの年齢と性格を考えて、ホームステイの受け入れをするかどうかを決めることをお勧めします。

 

あまりにお子さんが幼い時期には、まだもう少し、お子さんに愛情を向けてあげるべき時期と言えますね(^^)

 

他人の子供を預かるという重圧

これは、あると思います。

私にも子供がいますので、お年頃のお子さんが毎日無事で過ごせるように気を使うことは、多々あります。

 

  • 「言葉が通じないけど、学校へ楽しく通えているか」
  • 「友達はできたか」

 

など、心配は尽きません。

 

実際、私が中学生の時に我が家にホームステイしていた女性の恋愛相談に、うちの母はよく乗っていました。

 

彼女は、日本語は片言ですが話せましたし、年齢も20歳は過ぎていましたから、母的にも何とかなったと思います。

ですが、これが中高生となると、思春期ということもあり難しい面も多く、また文化も違う国の子供ですので、一概に厳しくすることもできず、困ったことになったと思います。

 

ホームステイではないですが、以前働いていた会社は、アジアに支社があり、支社の社員さんが出張で来日しました。

この方は、日本に来日する直前、

 

「日本で母国語を話してはいけないよ。

日本人にはうちの国は嫌われているからね。」

 

と親御さんに言われたそうです。

 

まだ20歳そこそこのかわいらしい青年でしたので、私は

 

「いや、むしろ困ったときには何語でもいいから周りに助けを求めていいのよ!」

 

と言いました。

 

「日本人は、言葉が通じなくても明らかに外国人の若い子たちが困っていたら、なんとか助けてくれるから。」

 

とも伝え、最後に

 

「それよりも、異国で事故にでも巻き込まれたほうがお母さんは心配するからね。」

 

と伝えました。

厳しくするのではなく、「とてもあなたのことを心配しているんだよ」、と伝えることが、この場合は大切なのだと思います。

 

英語できないけど大丈夫かな?

これは大丈夫です。

むしろ英語でペラペラ話されると、留学生の日本語は向上しませんから。

 

身振り手振りで言いたいことは伝わりますし、どうしてもわからなければ、スマホのアプリで翻訳するという手がありますから。

私が子供の時、家に留学生が来ていたのは30年以上前ですが、その当時でも辞書を片手に何とかなっていました。

 

我が家は母が英語の教員免許を持っている(持っているだけ)ので、母自身が英語に関心があり、父は好奇心旺盛なので、とりあえず単語で話してみるタイプ。

そんな田舎の家庭でしたが、いろいろな国の留学生に囲まれて、とても楽しい毎日でした。

 

まとめ

以上のように、ホームステイを受け入れる際のメリットやデメリットを紹介していきました。

思い立ってすぐに受け入れ。というわけにはいきませんが、少しでも興味を持たれた方は、各市町村や学校でも受け入れ先を募集している場合がありますので、ぜひ一度調べてみてください。

 

私自身の経験ですと、飛行機に長時間乗るのが苦手で、留学経験などもない私が、

 

  • なんとか日常英会話くらいならこなせるようになり
  • 子供たちに英語教育を受けさせるのも無理せず最大限の効果を上げる方法を見つけた

 

のは、子供の時のホームステイ受け入れ・留学生の方たちと共に時間を過ごした経験が生きていたからだと思います。

 

また、お子さんのためだけではなく、自分でできる国際交流という意味でも一度お考え下さい。

ホームステイ、機会があればぜひ一度、受け入れてみてくださいね(^^)

 

 

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