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ネイティブ同士の会話についていけない思いをしたこと、ありませんか?

 

英会話を学び、自身がある方が海外留学などで最初に出会う壁。

それは・・・

 

ネイティブ同士の会話が聞き取れない・ついていけない!

 

というものです。

そこで今回は、私はネイティブとの会話力向上の為行った手法をお伝えしていきます。


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記事は下に続きます。

ネイティブ同士の会話を聞き取り理解するために

英会話の学習をしていく中で、

 

「いくら勉強しても、ネイティブの英語が聞き取れない!」

 

という経験をした方は、かなりいらっしゃるのではないでしょうか。

 

例えば、自分と1:1で話すときは会話が理解できるのだけれど、いざ他の友人も交えて会話すると、

 

  • 「皆が何を言っているのかわからない!」
  • 「ついていけない!」

 

ということを、実際に私も経験しました。

完全においてけぼりです。

 

これは、1:1の時は友人が自分に気を使った英語で、わかりやすくかつゆっくり話してくれたからです。

つまり、ネイティブイングリッシュとはまったく別物の英語なのです。

 

何となく英語は勉強してて、授業やTOEICでリスニングの点数が取れても、実際にネイティブの方々の話す英語は自分にとって全く理解できないものでした。

 

「なんで聞きとれないんだろう・・・勉強したのに・・・」

 

と悔しい思いをしたものです。

でも、そこは負けず嫌いの私です(笑)

 

「せっかくだから、なんで聞き取れないかを考えて、克服してやろうじゃないか!」

 

そう思って、聞き取れない理由を考えました。

実際、他の日本人の友人などにも尋ねて考察した結果、ネイティブの英語が聞き取れない理由は、

 

  • 知らない単語やイディオムを話している
  • 知らないスラングを使って話している
  • 話すスピードがとても速い
  • 英語の発音というものは日本語とは全く異なるものである

 

以上を理由として考えました。

 

そして、原因がわかったら対策です。

これらを克服するために行った、具体的な対策をご紹介します。

 

一緒に学習していきましょう!

 

知らない単語・イディオムを学習する

知らない単語・イディオムを学習する、ということは当たり前のように見えますが、継続して続けることが大事です。

 

まず、英単語の数ですが、一説によると100万語はあると言われています。

途方もない数ですよね!?

 

何年か前に、アメリカでネイティブの通訳者の方と話していた時です。

私が、

 

「英語はほんの10%程度しかわかりません。」

 

と、自分の英語は大したことないと表現するために言いましたが、

 

「10%ということは、全単語100万語のうちの10万語知っていることになるね、すごいことだ。」

 

と、からかわれてしまった思い出があります。

10万語ですら、おぼえるには途方もない時間がかかりそうですね。

 

しかし、一般にネイティブの方々が知っている単語数は、22000~35000程度の単語を知っていると言われています。

100万語の大部分は、専門的な言葉が多いのです。

 

しかし、22000~35000語もとても大きな数字です。

彼らの知る単語の数と、我々ノンネイティブとの差があることが良くわかりますね。

 

対策としては、単語をその都度学んでいくしかありません。

 

知らない単語が出てきたら、その都度メモして、発音を覚えましょう。

友人との会話なら、スペリングを質問してもよいですし、スペルが分からなくてもカタカナでメモしておいて、後で調べる習慣を身に付けることが大事です。

 

その単語を使いこなす、というよりは聞いたときに意味が分かるようにしておくようにするのです。

 

毎日、わずかでもネイティブな英語に触れる

ネイティブの方々の話しを聞き取るには、もちろんネイティブの方の英語に慣れる必要があります。

話すことより、あくまで聞き取りに特化させるならば、昨今は良いツールがたくさんあります。

 

ネイティブの会話の学習なら、ニュースを聞くよりも洋画を活用する方が良いです。

何故なら、ニュースでは日常会話があまり学べないからです。

 

専門用語が多いものがたくさんですしね。

ネイティブたちの会話には、後述する発音の特徴や、多用される英語のスラングがあります。

 

そういった、日常的な会話で使われるものが多く学べるのが、洋画なのです。

英語音声で、日本語字幕が設定できるものを用意しましょう。

 

SFも良いですが、専門用語や独自の言葉が沢山出てくる可能性があるので、恋愛ものなどがオススメです。

ちょっと古いかもしれませんが、

 

  • 「ニューヨークの恋人」
  • 「恋人たちの予感」

 

などおすすめです。

 

名盤だと、セリフやナレーションが細かく解説してある学習本も売っています。

何か一本、自分のお気に入りの映画で学習してみると、楽しみながらネイティブの英語を学習できます。

 

映画の上映時間の2時間ほどをつぎ込むのではなく、一日10分でも良いので、見てみましょう。

しばらくすると劇的な変化が見られるはずです!

 

英語特有の発音の特徴を理解する

ネイティブと私たちの英語との間で圧倒的に違うものは、発音です。

 

彼らの英語は、自分たちがしゃべりやすいように言葉と言葉がつながったり、発音がはっきりしない部分があったりします。

そういった英語上級者特有のしゃべり方を理解することも、ネイティブスピーカーの英語を理解するために大事なことです。

 

日本語でも、「食べられる」が、「食べれる」と省略されたり、本来の言葉を言いやすいように変化させることが多くありますよね。

英語も同じです。

 

英語の場合、音がつながる「リエゾン」と、音がなくなる「リダクション」という法則があります。

ひとつひとつの単語を意識して話すのではなく、フレーズとして流れを意識して発音されていることを知りましょう。

 

まずは、リダクションの例から。

 

リダクションの例①

I’m going to ~ → I’m gonna ~

I want to ~ → I wanna ~

I’ve got to ~ → I’ve gotta ~

I’m trying to ~ → I’m tryinna ~

I would  ~ → I’d ~

このように、単語を省略して言いやすいように変化しています。

また、同じリダクションの例を紹介します。

 

リダクションの例②

about  → 「アバゥ」と発音します。

told me  → 「トールドミー」ではなく、「トールミー」。※ルはほとんど発音せず。

think about  → 「シンカバゥ」※シは、θの発音です。

little  → 「リロゥ」と、短く発音します。

not at all  → 「ノラロゥ」です。※ロゥにアクセントを置きます。

you and me  → 「ユゥエンミィ」です。andは弱いです。

以上、リダクションの例としてよく使われている単語を載せました。

そのままカタカナ読みされることは無いので、この機にしっかりと頭に入れておいてください。

 

続いて、リエゾンについて学びましょう。

 

リエゾンの例

・I can’t → 「アイキャン」と発音します。キャンにアクセントを置くと否定、アイだと肯定です。最後のtは弱く、しばし脱落します。

 that sort of things.「ザッソーロブシン」と、ここでもsortのtがほとんど発音されません。

・Good job. → 「グッジョブ」と発音します。dはほとんど発音されません。

・walking → しばしば「ウォーキン」と読まれます。

・I like him. → 「アイライキム」のように、hがほとんど発音されません。

・take care → 「テイケア」と、単語の終わりと次の単語の始めが重なると、片方を略してこの様に読まれます。

リダクション・リンキングが発生するパターンは、先ほど紹介した例に比べまだまだたくさんあります。

先ほどの単語学習と同様に、場数を踏み、その都度慣れる必要があります。

 

ただこれも、自分が話すうえで必須でもありません。

話す時には、内容を相手に伝えることに重きを置きましょう。

 

ネイティブの方の話を聞き取るために、ぜひとも活用していただきたいと思います。

 

まとめ

今回は、ネイティブの英会話を聞き取るための学習方法について紹介しました。

 

いかがでしたか?

ネイティブの方々が長い年月をかけて英語を身に付けてきたように、私たちが彼らの会話を理解するにも時間がかかるものです。

 

ですが、取り組めば必ず理解できるようになります。

あきらめずに、友人との会話に挑戦し、分からない言葉が出てきたら聞いて自分のものにしましょう。

 

また、毎日英語に触れることも、自分の英語力を成長させるためにとても有効な手段です。

 

継続は力なり!

是非皆さんも、訓練を重ねて英語の学習を続けていきましょう。

 

 

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