今回は、「正座」の英語表現やその説明についてご紹介いたします。   日本の独特のスタイルの座り方である「正座」。   どんな風に外国人に説明したらいいのか そもそも、正座って英語ではどう表現するのか […]

今回は、「正座」の英語表現やその説明についてご紹介いたします。

 

日本の独特のスタイルの座り方である「正座」。

 

  • どんな風に外国人に説明したらいいのか
  • そもそも、正座って英語ではどう表現するのか

 

などについて、詳しくまとめてみたいと思います。

記事は下に続きます。

正座の座り方を英語で説明

近年はたくさんの外国人が日本を訪れて日本の文化に触れているので、sit seiza-style(正座をする)というのもだいぶ知られてきていますね。

とは言ってもこの正座スタイルは慣れない外国人にとってはキツいもの。

 

日本人でも長い時間の正座は辛いですよね。

私は10分足らずで足がじわじわと痺れて痛くなってしまいます。

 

座り方にもよるのでしょうが。

そこで、外国人にもわかるように「正座」の仕方を英語で説明してみましょう。

 

正座をするを英語でいうならば、sit seize-style です。

でも「seiza」の言葉自体を知らない場合は、Japanese way of sitting などと言えば、うまく伝わりますね。

 

ここからは、いくつかの言葉を用いて正座の説明を実際に会話形式でお伝えしていこうと思います!

 

ゆーだい

This is the Japanese way of sitting.

これは日本式の座り方です。

ゆみ

We call this Seiza.

「正座」と言います。

ゆーだい

First kneel down onto the floor.

ゆかに膝を折ります。

ゆみ

Make sure the big toes are crossing.

親指同士が重なるようにします。

ゆーだい

Lower your buttocks onto the heels.

お尻をかかとの部分に置きます。

ゆみ

Straighten your back so that it is directly above the heels,

かかとの真上になるように背中を真っ直ぐにします。

 

このように説明すると、英語でも正座のイメージは伝わりますね。

実際、今日本語訳を読んだあなたも、文章だけで正座の座り方がなんとなくイメージできたのではないでしょうか。

 

正座の説明に知っておきたい単語
  • kneel down
    膝をつく、膝を曲げる
  • big toes
    足の親指
  • buttocks
    お尻
  • Straighten
    真っ直ぐにする

正座の歴史・由来を英語で解説

正座の歴史はご存知ですか?

正座は日本の伝統的なもので、古来から正座をして来たと思われがちですが、実はそうでは無かったようです。

 

正座が定着したのはほんの100年ほど前のことだということです。

そもそも江戸時代以前は正座という言葉はなく、「かしこまる」と呼ばれていました。

 

のちに明治新政府が、日本人としてあるべき正しい座り方として「正座」を選んだことから定着していきました。

 

そして、日本の「畳」文化が、正座の普及へとつながっていったのだそうです。

では、これをまとめて英語で表現してみましょう。

 

 

正座の歴史を説明する英語例文

It is said that seize was established only about 100 years ago.

The word seize was not used before the Edo period; instead, the style was called “kashikomaru”.

Later, the new Meiji government chose “seize” as the correct way to sit as a Japanese and it took root.

And the Japanese “tatami culture” led to the spread of seize.

【知っておきたい単語】

  • establish  確立する
  • take root 根付く
  • spread 広がる

正座したら足がしびれたを伝えよう

正座をしていると足が痺れますよね。

誰もが経験していることだと思います。

 

しかし、海外の方は正座辞退したことがないので、この経験を知りません。

では、これを英語でなんと表現したらいいのでしょうか?

 

色々言い方はありますが、

 

  • numb
    (しびれる)
  • pins and needles
    (ピリピリする)
  • 何も感じないという意味でno feeling・lost feeling

 

などと表現することができます。

 

コウ

My foot is numb.
足が痺れてしまった。

リタ

I have pins and needles in my foot.
足が痺れてピリピリする。

コウ

I have no feeling n my foot.
足が痺れている

リタ

I was tough because I lost feeling in my foot.
足が痺れてしまって大変でした。

コウ

My legs tend to get numb when I sit seize-style.
正座をすると足が痺れやすい。

 

痺れてしまうと、立ち上がるのが大変ですよね。

海外の方が、正座で足をしびれさせている時、ふざけて触るとワリと本気で怒られる(体験談)ので、そこはご注意を!!(笑)

まとめ

今回は、「正座」の英語表現についてまとめてみました。

 

最近はあまり正座をする機会がありませんが(私だけかもしれませんが)、正座するときは綺麗に座っているため、その美しさは海外の方からするとまさに

 

エリー

Beautiful!!

 

の一言だそうです。

 

日本の文化の一つである正座。

上手に外国人に教えて、日本の文化により一層親しみを持ってもらいたいですね。