フランス語のおはようまとめ!恋人や家族に向けたおしゃれな言葉を解説

みなさんが外国語を学ぶ時、一番初めに学習し、覚える言葉は何でしょう? おそらく、その国の挨拶を覚える事が、外国語学習の入り口になっている事が多いでしょう。   挨拶には、コミュニケーションを取る際のきっかけとし […]

みなさんが外国語を学ぶ時、一番初めに学習し、覚える言葉は何でしょう?

おそらく、その国の挨拶を覚える事が、外国語学習の入り口になっている事が多いでしょう。

 

挨拶には、コミュニケーションを取る際のきっかけとしての重要な役割があります。フレーズや使う場面をしっかりと学び、積極的に日常で使えるように学習して行きましょう。

そこで、今回はフランス語の「おはよう」について、基本フレーズや日常生活での使い方を紹介して行きます。

記事は下に続きます。

基本のフランス語の「おはよう」

フランス語の「おはよう」と言えば、

 

リタ

Bonjour.

(ボンジュール・おはよう)

 

です。

簡単にBonjourの成り立ちの解説をします。

 

Bon(良い) + jour(1日) =  Bonjour

 

という2語から成り立っていて、文字通り「良い日」を意味します。

 フランス語と言えば、Bonjourを思い浮かべる方は多いでしょう。

 

ゆーだい

あれ?Bonjourは「こんにちは」ではないの?

 

と思われた方も多いと思います。

 

日本では、

 

  • 「おはよう」
  • 「こんにちは」
  • 「こんばんは」

 

と、時間帯によって、3通りの挨拶の仕方がありますが、フランスでは、朝から18時頃までの間は、「おはよう」・「こんにちは」の挨拶はBonjourが一般的に使われます。

 

決して、18時以降にBonjourを使ってはいけないという決まりはないので、1日を通して使用して問題ありません。

ただ、夕方以降の挨拶の表現の仕方もあるので、区別して使いたい方はそちらも併せて覚えましょう。

おしゃれなフランス語の「おはよう」

基本の「おはよう」を覚えたら、次は、より丁寧な挨拶の仕方を紹介します。

 

おしゃれなフランス語のおはよう
  • Bonjour,Monsieur.
    (ボンジュール ムッシュー・おはよう)
  • Bonjour,Madame
    (ボンジュール・マダム・おはよう)
  • Bonjour,Mademoiselle.
    (ボンジュール ムッシュー・おはよう)
  • Bonjour à tous
    (ボンジュール ア トゥース・おはよう みなさん)

名前を知っている間柄であれば、Bonjourに続けて名前を入れれば、より親しみを持った挨拶になります。

ですが、初対面などで、相手の名前を知らない場合などの場面では、相手に応じた敬称を付けると、より丁寧な表現になります。

 

  • Monsieur.は男性
  • Madameは既婚女性
  • Mademoiselleは未婚の女性

 

に対して、それぞれ一般的に使われます。

 

最後の例文Bonjour à tousは複数人に向けた挨拶の場合に使う事が出来、tousは「全て」・「みんな」という意味です。

BonjourMonsieurMadameを覚えるだけでも、おしゃれなフランス語の雰囲気をより近くに感じる事が出来ますね。

恋人に向けた朝の挨拶とは?

続いて、シチュエーション別の「おはよう」の挨拶を紹介します。

まずは、恋人に向けた「おはよう」を紹介します。

 

リタ

Bonjour,chéri.

(ボンジュール シェリ:おはよう 愛しい人)

 

 

コウ

Bonjour,chérie.

(ボンジュール シェリ:おはよう 愛しい人)

 

以前も紹介しましたが、Bonjourに続いてchéri(e)を付けると、より丁寧で、自分の気持ちを込めて伝える事が出来ます。

chériは男性に向けて、chérieは女性に向けて使います。 

友人への「おはよう」はカジュアルに!

もちろん、友人同士でもBonjourは使う事が出来ますが、よりカジュアルな表現もあるので紹介します。

 

コウ

Salut.

(サリュ・やあ・おはよう)

 

友達同士はもちろん、親しい間柄の人にも使える、とても覚えやすく、便利な言葉です。

日本語で言えば、「やあ」といった雰囲気に近いです。

 

街で友達と偶然会った場合や、さらには、別れる際の「またね」といった場合にも使う事が出来ます。

年齢問わず使う事が出来ますが、初対面の人には使わない様にしましょう。

ビジネスシーンでの「おはよう」

ビジネスシーンにおける、相手に初めて会う際の「おはよう」や「おはよう」に続く挨拶の表現の仕方を紹介します。

 

ビジネスシーンでのおはよう
  • Bonjour,enchanté
    (
    ボンジュール アンシャンテ・おはようございます 初めまして)
  • Bonjour,ravi de faire votre connaissance.
    (ボンジュール ラヴィ ドゥ フェール ヴォトル コネサンス・おはようございます お会い出来て嬉しいです)
  • Bonjour,je suis enchanté de faire votre connaissance.
    (ボンジュール ジゥ スィ アンシャンテ ドゥ フェール ヴォトル コネサンス・おはようございます お会い出来て嬉しいです)
  • Bonjour,c’est un honneur pour moi de vous connaitre
    (セタン オヌール プール モワ ドゥ ヴ コネートル・おはようございます お会い出来て嬉しいです)

 

会議や商談などで何回か顔を合わせ、お互いを知る関係になれば、今まで紹介したBonjourの挨拶で良いですね。

ですが、やはりビジネスの場面では、より丁寧な挨拶が必要になるので

 

「お会い出来て嬉しいです」

 

と付け加えることで、丁寧さと共に良い印象を与える事が出来ます。

最初の例文enchantéが一般的に最も使われる表現で、ビジネスの場面以外でも使う事が出来ます。

 

訳はビジネスシーンという事で丁寧な訳にしています。

 「おはよう」に対する返事の言葉

日本では「おはよう」という挨拶には「おはよう」と返事をしますが、フランスでは「おはよう」に対して、どの様な返事をするのかを紹介します。

 

おはように対する返事
  • Bonjour,ça va?
    (
    ボンジュール サ ヴァ?・おはよう 元気?)
  • Bonjour,tout va bien?
    (
    ボンジュール トゥ ヴァ ビアン?・おはよう 元気?)
  • Bonjour,vous allez bien?
    (
    ボンジュール ヴ ザレ ビアン?・おはよう お元気ですか?)

 

フランスでは、「おはよう」・「こんにちは」など、挨拶に続いて「元気?」など、相手を気遣う言葉を付け加えるのが一般的です。

ですので、聞かれた側も、「元気です」などと返事をします。

 

例えば、上記例文に対しての返事は、

 

  • Bonjour,ça va bien.
    (ボンジュール サ ヴァ ビアン・おはよう 元気です)
  • Bonjour,tout va bien.
    (ボンジュール トゥ ヴァ ビアン・おはよう 元気です)
  • Bonjour,je vais bien.
    (ボンジュール ジゥ ヴェ ビアン・おはよう 元気です)

 

日本では「おはよう」に対して「おはよう」で終わる事が多いですが、フランス語では「おはよう・元気ですか?」又は、「おはよう・元気です」という流れになるので、一連の流れで覚えるとフランスの習慣やフランス語を覚える近道になります。

まとめ

今回は様々なシチュエーションでの「おはよう」というフランス語の表現の仕方を紹介していきました。

 

Bonjourという言葉は、「おはよう」や「こんにちは」という表現と同時に、お店に入る際や、会計で自分の番が来た時に店員さんへ、さらには、カフェで最初に注文する時など、あらゆる日常の場面で使う事が出来る表現となっています。

 

フランスへ行った際は、笑顔で勇気を持ってBonjour!と言ってみましょう!