ハリーポッターの呪文で、英語を学んでいきましょう!   英語の勉強のため、毎日文法を学んだり、英単語を覚えたり・・・ 素晴らしいことではありますが、毎日これだけでは疲れてしまいます(;・∀・)   た […]


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ハリーポッターの呪文で、英語を学んでいきましょう!

 

英語の勉強のため、毎日文法を学んだり、英単語を覚えたり・・・

素晴らしいことではありますが、毎日これだけでは疲れてしまいます(;・∀・)

 

たまにはお遊びも加えて、楽しく学んでいきましょう!

今回は、ハリーポッターの呪文から英語を見ていきたいと思います(^^)


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記事は下に続きます。

ハリポタの呪文で英語を学ぼう!

今回は、ハリーポッターの呪文についてです。

 

「ハリーポッター独自の造語じゃないの?」

 

と思われがちですが、実はあれ、ちゃんとした言葉が元になっています。

 

  • 強力な攻撃呪文
  • 忘却の魔法
  • 便利な鍵開け魔法
  • 使ってはいけないあの魔法…

 

すべて、意味のある言葉によって構成されていたのです。

1つずつ詳しく見ていきましょう(^^)

 

忘却も!便利な呪文一覧

ルーモス:Lumos

映画でも度々使われている便利な呪文【ルーモス】

これは、杖の先に光を灯し、周りを明るく照らす呪文です。

 

もともと、ラテン語にはlumenという言葉があり、こちらは「光」を意味しています。

更に、動詞のilluminateには「照らす」という意味もあり、ここから生まれた呪文が「ルーモス」というわけです。

 

ノックス:Nox

明かりを消す呪文。

ルーモスで灯した明かりを、消すことが出来る。

 

ルーモスの対になる魔法ですね(^^)

 

ちなみに、元となっている言葉はラテン語の「nocturnal」です。

意味は「闇・夜」などを表します。

 

ルーモスとノックス、この2つを覚えておけば、電球いらずですね(笑)

 

レパロ:Reparo

壊れたものを修復・復元する呪文です。

結構物を壊すことの多いハリーたちですから、かなり重宝したはずです(笑)

 

元となっているのは、ラテン語のReparoで、意味は「復元・更新」となっています。

 

また、英語ではおなじみのリペア:repairが同じく「復元・修復」と言った意味を持っていますね。

 

ちなみに、レパロは自分の杖は直せないので、壊れた場合は友達に杖を貸してもらわなければなりません。

 

ウィンガーディアム・レヴィオーサ:Wingardium Leviosa

浮遊の呪文。
賢者の石でロンが発音ができず、ハーマイオニーに教えてもらったこの呪文。

ホグワーツ魔法魔術学校一年生が最初に習う、超基本的な魔法です。

 

「コレは流石に造語でしょ!?」

と思うことなかれ。

 

この【Wingardium Leviosa】

すべてを分解していくと・・・

 

  • Wingは英語のウイング=翼
  • ardiumはラテン語のarduusが元となっていて、意味は高い
  • Leviosaはlevisはラテン語で軽いの意味

 

という意味にそれぞれなります。

すべて合わせると、

 

「翼のように軽く、高く舞い上がる」

 

となりますね!

ここから、浮遊呪文の意味になっているのです。

 

英語とラテン語を組み合わせた見事な発想。

作者のJ・K・ローリングさんに脱帽です(*´∀`)

 

オブリビエイト:Obliviate

対象人物の記憶を削除、あるいは修正できる呪文。
忘却の魔法ともいわれている。

ハリー・ポッターと秘密の部屋でロックハート教授が使用したのが初登場回。

ラテン語のoblivisciが元になっていて、意味は「忘却」です。

 

個人的に、1番最強魔法ではないかと思っています(;・∀・)

記憶修正って、コレ一つでうまくいけばヴォルデモート卿も改心させられたのではないでしょうか(笑)

 

 

ソノーラス:SONOROS

声をメガホンのように響かせる呪文。

 

 

拡声器いらずです(笑)

英語のsonorous(意味は朗々とした)が語源となっています。

 

ちなみに使い方は、

 

He has a sonorous voice.
「彼はよく響く声を持っています」

 

となります(^^)

 

以上、知っているなら毎日でも使いたい、便利な呪文集でした!

というか、これだけ使えれば、日常生活に置いては全く不便なく暮らしていけそうです(*´∀`)

 

火や水など、強力な攻撃呪文

続いては、いよいよハリー・ポッターの真骨頂!

攻撃呪文について見ていきます!!

 

エクスペクト・パトローナム:Expecto Patronum

「守護霊よ、来たれ」の意味を持つ呪文。

名前の通り、守護霊を呼び寄せ、相手の攻撃呪文から身を護る防御魔法。

 

 

ハリー・ポッターと言えばまずはこれ!

エクスペクト・パトローナムですね(*´∀`)

 

ちなみに、元となっている言葉は、

 

  • Expecto =「私は待つ」
  • Patronus =「守護者」

 

の組み合わせであり、意味は「私は守護者を待っている」となりますね(^^)

 

ちなみに、Patronusの「Pa」には、これだけでも父親という意味があります。

ハリーの父親への思いから、彼の守護霊は牡鹿の形をしていますが、それも納得です。

 

ステューピファイ:Stupefy

「麻痺せよ!」の意味を持つ呪文。

相手を麻痺・・・というか、気絶させる呪文。

意味よりも遥かに怖い呪文です(;・∀・)

 

 

元となっているのは英語のStupefy。

動詞で、意味は「意識をなくさせる、感覚を鈍くする」となっています。

 

更に、形容詞のstupefiedの場合は、「ぼーっとする、あんぐりする」と言った意味となります。

こうしてみると、ほぼ英単語と一緒の意味を持つ魔法と言えますね。

 

エクスペリアームス: Expelliarmus

武器よ去れ!の意味を持つ。

相手の武装を解除できる、武装解除呪文。
・・・と言いつつ、実際は紅の光線で、相手の武器を無理やり弾き飛ばしている。

相手の武器を解除できる・・・という設定ですが、見た目普通に攻撃呪文です(笑)

ハリーの最も得意とする呪文の一つで、狙いも正確です。

 

元となっている言葉は、

 

  • 英語のexpel=駆除
  • ラテン語のexpellere=解除
  • 英語のarm=武器

 

となります。

本当に、うまく英語やラテン語を組み合わせていますよね(*´∀`)

 

レダクト:Reduto

粉々呪文。

標的とした対象物を粉々に分解できる強力な魔法。

 

 

粉々呪文・・・字面からして怖いですね(;・∀・)

構成している言葉は英語のreduction=削減が元となっています。

 

削減、というか完全に粉砕しています(笑)

 

インセンディオ:INCENDIO

対象物を燃やす際に用いる呪文。

ハリーポッターの世界に登場する、煙突飛行船にもこの呪文が使われている。

 

 

火の呪文ですね。

 

普通に強力な攻撃魔法です。

メラ的なやつと思ってもらえれば(笑)

 

元ネタとなっている単語は

 

  • ラテン語のincendio=放火
  • 英語のincendiary=放火犯

 

という意味をそれぞれ持っています。

・・・どう考えても、あまり良い意味の言葉ではないですが、たしかに燃やしている以上、放火という言葉がピッタリと言えそうです(;・∀・)

 

アグアメンティ:Aguamenti

水増し呪文。

インセンディオの反対呪文で、水を杖の先から発射する。

 

 

こちらは、ウォータな呪文です(笑)

元となっている言葉は、

 

  • Aqua=水
  • mentis=マインド・精神

 

ですね。

水を示すアクアが入っているので、比較的意味がわかりやすい呪文となっています(^^)

 

ペトリフィカス・トタルス:Petrificus Totalus

全身金縛り呪文、あるいは氷結呪文と呼ばれている。

魔法が命中した相手は全身が動かせなくなるが、意識は保たれる。

 

 

超強力な呪文なのですが、ホグワーツ魔法魔術学校では、まさかの1年生からコレを習うようです。

ハーマイオニーが賢者の石でこの魔法を使ったときは、

 

「この子、絶対ハリーより強い」

 

と思いました(笑)

 

語源は、石を意味するラテン語のpatraと、全身を示すtotalです。

これらを合わせて、Petrificus Totalus=全身金縛り呪文、となります。

 

確かに、賢者の石で倒れたネビルを見る限り、石化したような描写がありましたし、【全身石化】と訳しても通じそうですね。

というか、友達にコレを躊躇なく打てるハーマイオニーが、やっぱり恐ろしい((((;゚Д゚))))

 

使うの禁止!禁忌の呪文・魔法

インペリオ:Imperio

禁忌の呪文の一つ。

対象となった人物を意のままに操ることが出来る。

相手を意のままに操る恐ろしい呪文。

しかし、それ以上に恐ろしいのは、この呪文にかかっているかどうかが見分けがつかないという点です。

 

  • 英語ではimperiousが傲慢な・横柄な
  • ラテン語ではimperioが命令する

 

という意味を持っており、これらの言葉が語源となっています。

 

この呪文を受けると、漫然とした最高に幸せな気分とも言える幸福感のみが残るとのこと・・・

説明からして怖すぎです(ーー;)

 

クルーシオ:Crucio

磔(はりつけ)の呪文。

対象となった人物に対し、死んだほうがマシだ!と思わるほどの圧倒的な苦痛を与える恐ろしい魔法である。

これも怖いですね。

 

 

語源となっているのは、ラテン語のcrusioで、意味は「拷問する」です。

呪文そのままの訳ですね。

 

この呪文、なんと使っただけでアズカバンに入れられてしまうほど禁止された恐ろしい呪文です。

しかも、その効果を十分に発揮するには

 

  • 相手を苦しめたいと本気で思う
  • 相手を苦しめることを本気で楽しむ

 

という考え方が必要なのです!

ハリーが一度使った際、効果を十分に発揮できなかったのは、彼自身の優しさゆえだったのです。

 

アバダ・ケダブラ:Advada Kedavra

死の呪い。

相手の生命を一瞬で奪い去る、反対呪文が存在しない絶対の呪文。

 

反対呪文が存在せず、また盾の魔法でも防げないガード無視の最強呪文です。

映画では、ハリーのエクスペリアームズで防いでいる描写がありましたが、小説版ではそれも不可能。

 

絶大な魔力がいるとされていますが、ヴォルデモート卿とその仲間たちはバンバン使ってきます。

・・・よく勝てたな、ハリー達(;・∀・)

 

元ネタは、アラム語のaramaic=「何かを壊させる」です。

 

3つとも、禁忌の呪文にふさわしい、恐ろしい威力を持つ魔法ばかりでしたね…

 

ハリポタの呪文で楽しく英語を学ぼう

今回は、ハリーポッターの世界に登場する呪文・魔法を英語と絡めて紹介しました(^^)

見ていただいたとおり、英語が元となり、ハリポタ世界のあの有名な呪文たちは作られているのです。

 

英語の学習=勉強

 

となりがちですが、必ずしもその必要はありません!

むしろ、映画のように自分が楽しめるところから入っていったほうが、英語本来の楽しさに早く気づけるためおすすめです(*´∀`)

 

ハリポタの呪文から入っていき、どんどん英語を楽しんでもらえたらなと思います!

 

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