フランス語の基本中の基本・merciの読み方や意味について掘り下げていきます!   今回は“Merci”の使い方についてご紹介いたします。 テレビ番組や、フランスへ旅行に行った時など、耳 […]

フランス語の基本中の基本・merciの読み方や意味について掘り下げていきます!

 

今回は“Merci”の使い方についてご紹介いたします。

テレビ番組や、フランスへ旅行に行った時など、耳にしたことがある方も多いかと思います。

 

よく使う言葉を覚えていくことで、フランス語をより身近に感じてもらえれば嬉しいです。

では、早速見ていきましょう!

記事は下に続きます。

フランス語のMerciの読み方と意味

“Merci”は、「ありがとう」という意味です。

読み方は、”メるシー(ˈmɛrsi)”です。

 

スペイン語では、“r”の巻舌が有名であるように、フランス語でも、“r”の音が特徴的です。

そのため、“Merci”の読み方についても、“r”は平仮名で記載しています。

 

フランス語の“r”単体では、エーるという発音で、ーるは息と喉を使って発音します。以下のリンクから“Merci”の音声が聞けるため、参考にしてみて下さい。

“r”の音に注目です!

 

こちらの動画が参考になりますので、是非聞いてみてください。

 

“Merci”は、目上の方にも使える表現であるため、

あらゆるシーンで使うことができます。

 

“Merci”を否定的に使うと、“Non, merci”となります。

この表現もよく用いるので、一緒に覚えておきましょう。

 

日本語で、「結構です」という意味になり、何かについて断る時に使います。

目上の方にも使うことが可能です。

Merciの使い方を例文で解説

Merciを用いた3つの例文で使い方を紹介します!

下記の例文は、Aさんが用意したプレゼントをBさんに渡しているシーンです。

 

ゆーだい

A:C’est un cadeau pour toi.「セ タン カドー プーる トワ」

これはあなたへのプレゼントです。

ゆみ

B:Merci.「メるシー」

ありがとう。


 

続いての例文は、AさんがBさんにコーヒーを勧めているシーンです。

 

ゆーだい

A :Je vous sers un café?「ジュ ヴ セーる アン カフェ?」

コーヒーはいかがですか?

ゆみ

B :Non, merci.「ノン, メるシー」

いいえ、結構です。

 

続いての例文は、AさんがBさんに窓を開けてもらっているシーンです。

Merciの後に、“beaucoup”をつけるとより感謝の気持ちが込められます。“beaucoup”は直訳すると、「たくさんの」という意味になります。

 

ゆーだい

A :Est-ce que vous pouvez ouvrir la fenêtre ?「エ ス ク ヴ プヴェ ウヴリーる ラ フネートる ?」

そこの窓を開けて下さいますか?

ゆみ

B :Bien sûr.「ビアン シューる.」

もちろんです。

ゆーだい

A :Merci beaucoup.「メるシー ボークー.」

ありがとうございます。

 

どの表現も、日常会話でよく使う表現なので、ぜひ覚えて下さい!

“Merci”は熟語表現でもよく使います。最後に、“Merci d’avance”“Merci pour”の二つの熟語を例文とともにご紹介します。

 

Merci d’avanceとは

“Merci d’avance”は、「メるシー ダヴァンス」と発音し、「よろしく」という意味になります。

例えば、以下の例文のように、予めお礼を言う際に“Merci d’avance”をよく使います。

 

フランス語では、「よろしく」といった単語はありませんが、“Merci d’avance”が一番近い意味にあたります。

こちらも、使い方を例文で見ていきましょう!

 

ゆーだい

A :Peux-tu me chercher à la gare tout à l’heure?「プー チュ ム シェるシェ ア ラ ギャーる トゥ タ ルーる」

後で、駅まで迎えに来てくれますか?

ゆみ

B :Ça marche.「サ マるシュ」

いいですよ。

ゆーだい

A :Merci d’avance.「メるシー ダヴァンス」

よろしくお願いします。



この流れなら、日常生活でも用いる機会は多々あると思いますので、是非使ってみてください!

Merci pourの意味を例文解説!

“Merci pour〜”は、「メるシー プーる」と発音し、「〜についてありがとう」という意味になります。

ここで注意いただきたいのは、“pour”の後は名詞が続くことです。

 

例えば、以下の例文のように、プレゼンテーションをしている際にイントロダクションを話してくれたBさんに向けて、次のように言うことができます。

 

ゆーだい

A :Merci pour l’introduction, Monsieur B.「メるシー プーる ラントロデュクシオン, ムッシュー B」

Bさん、イントロダクションを話していただき、ありがとうございます。

 

意外と間違える部分なので、こちらもぜひ覚えておいてください!

 

まとめ

今回は、“Merci”の使い方や読み方・熟語表現などについてまとめました。

目上の方でも、友人同士でも使える表現なので、是非フランスへ旅行に行った時や、フランス人の方と話す時などには是非使ってみて下さい!