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洋楽や海外ドラマでよく”wanna”や”gonna”って言葉を聞くんだけど、あれはどういう時に使えるの?
実はそれらは正式な英単語では無いのよ。
だけどネイティブのように自然に話す人たちは頻繁に使うわね。
私たちは言葉をつないだり省略して、楽しようとするから、余計に正しい英語を話さないのよ。
そうなんだね。日本語も友達と会話するときは適当な言葉になるもんな。
それと同じね。今回は、”wanna”や”gonna”の意味から使い方まで学んでいきましょう。
というわけで、今回はネイティブたちの会話でよく使われる、”wanna”や”gonna”の意味と使い方についてご紹介します!
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Contents
wannaとgonnaは使わないほうが良い?
皆さんは、ネイティブアメリカンの話す英語って、どれくらい聞き取れますか?
洋画や海外ドラマの字幕版を見る方はお分かりでしょうが、日常会話のリスニングってとても難しいです。
また、冒頭でも申し上げた通り、ネイティブの英語は言葉を繋げたり省略したりしている「くだけた英語」になっています。
学校やテストで聞いてきたリスニングとは一味違ったものなのです。
というわけで、”wanna”や”gonna”はスラングになります。
これらの言葉は正式な場面では使われることは無く、友人同士や親しい人同士の話し言葉として多く使われています。
では、次項から“wanna”や”gonna”の意味を学習していきましょう。
wanna・gonna共に短縮形!
まずは、それぞれの意味を説明していきます。
- wanna →”want to”の省略形:「~したいです」
- gonna →”going to”の省略形:「~する予定です」
どちらも省略しなければ、基本的な日常会話表現として広く知られた表現になりますね。
では、どんな風に使うのかを例文でご紹介します。
何か食べ物を買いに行かない?
発音としては、「ドゥワナ~」という読み方です。
もし省略形を使わなければ、「ドゥユワントゥ~」という風になります。
「トゥ」と発音するときに、一度口をすぼめないといけないのですが、“wanna”ならその必要が無く、喋るのが少し楽になりますね。
この問いに対しては、こんな風に返すことが出来ます。
Do you wanna to get something to eat?
[何か食べ物を買いに行かない?
Hey! I wanna go too!
ねえ!私も行きたいよ!
とてもこなれた感じの会話になりましたね。
他にも、こんな風に日常会話で使ってみましょう。
あなたは明日、何がしたい?
続いては、”gonna”を使った例文を見ていきましょう。
あなたは今夜、何をつるつもり?
発音は、「ワラユゥガナドゥ トゥナイ」という風になります。
省略しなければ、「ワラユゥ ゴイントゥドゥ トゥナイ」となります。
個人的には、「ト」が何度も繰り返されるのは、早く喋るには邪魔になってしまう音だなと感じます。
ですので、”gonna”と言うことで話すスピードが上がりかつ口も動かしやすくなります。
この表現を使うと、以下のような会話も出来ます。
What are you gonna do tonight?
君は今夜は何するの?
I’m gonna go to bed now.
もう寝るよ。
他の例文も見ていきましょう。
あなた、それを食べるの?
「アユゥガナイーッザッ?」という風な発音ですね。
彼はもうすぐ彼女にプロポーズするつもりよ。
ひそひそ話せば、それだけで海外の恋愛ものドラマのワンシーンになりますね笑
“wanna”=”want a”の時もある
さて、先ほど”wanna”=”want to”だと説明しましたが、もう一つの意味として使われることもあります。
- wanna = want a :「~が欲しい」
例えば・・・
私は新しい時計が欲しい。(I want a new watch.)
これは、会話の前後の文脈から判断しましょう。
長い間話されてきた英語という言葉ですが、今なお簡略化がすすめられているのですね。
こういったスラングを多用することで、ネイティブたちは会話をより早くスムーズに簡単にしているわけです。
ネイティブでない私たちにとっては、余計に分かりにくかったりもしますが・・・
では、次項はどんなシチュエーションだとこれらの言葉を使わない方が良いのかを説明していきます。
ビジネスシーンでwanna・gonnaは使えるの?
さて、ここまで”wanna”や”gonna”の意味や使い方について学んできました。
これらはスラングなので、カジュアルな場面で親しい間柄の人に使うべきです。
一般的には、ビジネスの場面ではこうした省略語は避けるべきと言われています。
また、”wanna”は勿論ですが、”want to”も大人同士のビジネスシーンでは避けた方が良いでしょう。
こういった場面で役に立つ言葉が、”would like to”です。
どれも同じ「~したい」という意味の表現ですが、目上の人に対しては”I would like to ~”を使いましょう。
お願いごとをするときは、”Would you please~”といえば完璧です!
また、”would”を使った省略形で”I’d”がありますが、これはフォーマル化場面でもよく使われているのでビジネスでもOKです。
“gonna”も、カジュアルな表現ですので、ビジネスシーンでは避けた方が良いです。
”I’m going to ~”と、省略せずに全部きちんと話しましょう。
私の経験では、「まだ付き合いが短い取引先では省略形は使わない」というのは勿論ですが・・・
長い間一緒に仕事をしているような関係なら、同僚でもお客さんでも”wanna”や”gonna”を使うネイティブや外国人は多くいました。
なので、あくまで「ビジネスで使ってはいけない」という決まりはなく・・・
「カジュアルな表現である」ということさえ心に留めておけば大丈夫ですよ!
wanna・gonnaを使っても良いのはこんな時
さて、前項では“wanna”や”gonna”の避けるべき場面をご紹介しました。
ですが、前も述べた通り、「使ってはいけない」という決まりはありません。
ただ、カジュアルな表現であることだけは覚えておいてください。
また、慣れなければ会話中は省略形でなくても全然通じますし、おかしくありません。
ただ、これらの表現を聞いたときに意味がきちんと分かることが大事です。
さて、”wanna”や”gonna”を使う場面ですが、やはり親しい間柄で使うことが多いです。
友人同士や、気の許せる仲間同士、家族、恋人同士ですね。
また、口語だけでなくチャットでもこの表現は頻繁に出てきますのでスペルも覚えておきましょう。
まとめ
今回は、“wanna”や”gonna”の意味から使い方、使える場面について学習しました。
皆さんは、これらの省略形の英語に出会ったことはありますか?
友達同士のたわいもない会話でも本当によく使われます。
海外ドラマや映画でも、親しい恋人、友人、同僚など様々な関係の人々が様々な状況で使用しています。
是非、ドラマや映画を見る際には気を付けて聞いてみてくださいね!
あくまでも「カジュアルな言葉だ」ということを忘れずに、くだけた感じでカッコよく言ってみましょう。