英語でのお悔やみの伝え方を、マスターしておきましょう。   絶対に知っておきたい英語のマナー。 その一つが、お悔やみです。   今回は、   相手へのお悔やみの伝え方 返事 メールや手紙での […]

英語でのお悔やみの伝え方を、マスターしておきましょう。

 

絶対に知っておきたい英語のマナー。

その一つが、お悔やみです。

 

今回は、

 

  • 相手へのお悔やみの伝え方
  • 返事
  • メールや手紙での伝え方

 

などについて詳しくお伝えしていきます。

記事は下に続きます。

英語でのお悔やみ

英語圏の方の親族や、友人、ペットなどが亡くなった場合について見ていきます。

簡単な言い方ですと、

 

I‘m sorry for your lost.

お悔やみ申し上げます

 

これは、日本語で言うところの「お悔やみ申し上げます」という表現です。

ここでの【sorry】 は謝っているわけではなく、

 

「残念だ。」

 

という意味ですので、直訳すると、

 

あなたが失くしたことは残念です。

 

といった意味になります。

他にも同じ意味で使う表現に

 

I’m very sorry to hear that.

それを聞いてとても残念です。

が、ありますね。

どちらも、日本語で言うところの「お悔やみを~」という表現と一緒です。

 

I will really miss him.

彼が亡くなって、本当に悲しく思います。

こちらは、自分自身も、亡くなった相手を知っている場合に使います。

友人のお父さんが亡くなって、自分もお父さんに会ったことがある場合などです。

 

You are in my thoughts.

あなたのことをとても心配しています。

これは直訳すると、

 

「あなたは私の思考の中にいます。」

 

という意味なのですが、英語は日本語に比べて、とても直接的な表現が多い言語です。

この場合、

 

自分の思考の中にいる=あなたのことを(ずっと)考えている。=とても心配しています。

 

といった意味になります。

 

間接的な言い方が得意な日本人からすると、直接的過ぎて、2段階くらい翻訳しなければ、意味が分かりにくいですね(^_^;)

ただ、英語はこういった表現がよく出てきますので、しっかり覚えておいてくださいね。

 

お悔やみに対する返事を英語で

英語でお悔やみの言葉をいただいた時には、

 

Thank you.

 

とお礼を言うだけでかまいません。

むしろあまり長くあれこれ言われると、相手の方もそのあとどういったらよいのか困ってしまいます。

 

ただ、もう少し丁寧に伝えたいときには、

 

Thank you for your sympathy.

「気にかけてくれてありがとう。」

Thank you for your kind words.

「優しい言葉をありがとう。」

といった表現で伝えることも可能です。

お悔やみに対する返事といった意味では、あくまでもシンプルにする場合がほとんどです。

ここは、日本語と一緒ですね。

 

メール・手紙でお悔やみを伝える場合

こちらは会話ではなく、文章でお悔やみを伝える表現方法です。

 

友人のお母さんが亡くなった場合

Please accept my sincerest condolences for your mother’s passing.
「お母様を亡くされましたことに衷心よりお悔やみ申し上げます。」

Please do not hesitate to reach out to us if we can help in any way.
「何かできることがありましたら、どうぞ遠慮なく私たちを頼ってください。」

We are here for you.
「あなたのお力になれればと思います。」

これはかなり親身な言い方です。

日本人のように、形式的な場面でも丁寧すぎるくらい丁寧という表現が、英語にはありません。

 

ですので、英語でのこの丁寧さは、そのままかなり親しい友人にかける言葉と受け取ってください。

 

では、

 

「形式的な言い方は英語にはないのか?」

 

というと、ちゃんとあります。

 

形式的なお悔やみ表現

Please let me express my deepest sympathy for the loss of your mother.
「お母さまのご逝去に深い哀悼の意を表します。」

I am honoured to have known her.
「あなたのお母さんと知り合えたことを光栄に思っています。」

She was truly a nice woman and we will all miss her.
「彼女は本当に素敵な女性でした。彼女にもう会えないことを寂しく思います。」

こちらは、友人が亡くなった時などに、友人の家族に向けて送る場合などの表現です。

友人とは親しかったが、家族とはあまり面識がない場合に使います。

 

これが、友人の家族とも仲良くしているような場合でしたら、親身なメッセージでもかまいません。

 

より親しいお悔やみ表現

I  am deeply saddened to hear of the loss of your mother.
「あなたのお母様がお亡くなりになったことがとても悲しいです。

Words cannot even begin to express my sorrow.
「言葉では私の悲しみをまったく伝えることが出来ません。」

She will always be in my heart.
「彼女はいつでも私の心の中にいます。」

Please remember that you are not alone, my thoughts and prayers are with you.
「どうか、あなたは一人ではないのだと覚えていてくださいね。
あなたのことを心配し、お祈りします。」

 

相手をお悔やみの場で励ます時の言葉

 

英語でもお悔みの際に使われる一般的な語がいくつかあります。

一つは、先ほどまでよく出てきていた。

 

sorry
「残念だ」

 

という意味です。

他にも

 

condolence
「お悔やみ」「哀悼」

sympathy
「お悔やみ」「同情」

 

といった言葉があります。

これらを使って、表現するお悔みの言葉とともに相手にかける励ましの言葉を紹介しますね。

 

お悔やみの場で相手を励ます表現
  • My thoughts are with you.
    「あなたを想っています。」
  • My thoughts go out to you.
    「私の想いはあなたのもとにあります。」
  • I’m here for you.
    「私がここにいますから。」
    これは日本語風に言えば、“いつでも頼ってね。”という意味です。
  • If there’s anything I can do to help, please let me know.
    「もし私にできることがあれば、何でも言ってください。」

などがありますね。

どれも、親しい人が亡くなって、落ち込んでいる方にかけてあげる優しい言葉です。

 

ビジネス相手へお悔やみを伝える場合

ここでは、仕事相手にお悔やみを伝える表現についてお伝えしていきます。

 

取引先の社長の訃報を聞き、お悔みを伝える場合

We would like to express our deepest sympathy on the passing of your president Mr Smith.
「貴社社長スミス様のご逝去に深く哀悼の意を表します。」

He was a truly great global leader and we are proud to have been his business partners.
「彼は真に偉大なグローバル・リーダーで、私たちは彼のビジネス・パートナーであることを誇らしく思っておりました。」

Please convey our sincerest condolences to his family and all at ZZZ Corporation.
「ご遺族ならびにZZZコーポレーションの皆様に、心よりお悔やみ申し上げます。」

 

取引先の担当者が亡くなり、そのご家族にお悔やみを伝える場合。

We were deeply shocked and saddened by the news of Mr Brown’s passing.
「ブラウン様のご訃報に、深く驚き悲しんでおります。」

Please accept my sincerest condolences. May he rest in peace.
「心よりお悔やみ申し上げます。ご冥福をお祈りいたします。」

 

また、ビジネスを越えた関係を気づく場合もありますよね。

そういった、本当に親しい方・馴染みのある方へのメッセージについても紹介します。

 

親しみを込めたビジネス仲間への言葉

We are deeply saddened by the loss of Mr Brown.
「ブラウン様のご訃報に、深く悲しんでおります。」

We can imagine the sadness you must be feeling.
「ご家族の皆さまの悲しみを拝察申し上げます。」

He was our valued colleague and made a huge contribution to the success of the team.
「彼は素晴らしい同僚で、チームの成功に多大な貢献をされてきました。」

We feel honoured to have had the opportunity to work with him.
「彼と共に働く機会を持てたことを誇らしく思います。」

He will be sadly missed.
「彼を失い寂しく思う気持ちが消えることはないでしょう。」

 

まとめ

英語でお悔やみといっても、それほど特別な言葉はいりません。

むしろ、お悔やみを述べる側でも送られた側でも、言葉はごくシンプルです。

 

日本語のように読めない漢字や、特別な言葉も出てきません。

相手の立場にたって、メッセージを送れば良いだけです。

 

私は10年以上前に父が病気で亡くなった時に、子供のころ我が家に遊びに来ていた留学生の方から、お悔やみのメッセージをいただきました。

冠婚葬祭の中でも、特に葬の部分は、【できるだけ早くその情報を広めて、みんなでその哀悼の気持ちを表す】というのが、万国共通のようです。

 

このような場面はないほうが良いのですが、もしもあなたが、お悔やみする立場や、お悔やみを送られる立場になった時は、このような表現を使いましょう。

 

 

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